【注文した料理、その時の値段（₩）】
ミノ刺身、45,000
ミノジョン、45,000
メウンタン、5,000

※「ミノ」って何？と疑問に思い調べたら、↓こちらに詳しく載っていました。
日本ではニベ（魚へんに免）と呼ばれ、南日本・中国の海に生息。
しっとりとした白身は旨味甘味があり刺身にして最上のもの、との事。
http://www.zukan-bouz.com/suzuki2/nibe/nibe.html

【感想】
ミノ刺身　　もちもちとした食感とじゅわ～っと広がる。
　　　　　　　ほのかな甘味と旨味が素晴らしい新鮮なミノ。
ミノジョン　　ミノを卵に浸して焼いたもの。卵の衣もミノもフワッとしていて美味しい！
メウンタン　魚のダシが出ていて深いスープ。辛味もほどほどで良い。

副菜はサンチュ、春菊、にんにく、コチュを刻んだもの、
ゴマ油に甘味噌を溶いてゴマをまぶしたソース、
辛くトロ味のあるペーストをマッコリで割った独特のソース、醤油とわさび。

あと細かく刻んだ中落ちをパプリカやコチュと和えたもの、
皮を焼いたもの、脂身、粗塩が盛られた皿もでてきましたが、
このどれもが美味しく魚の全てを味わうことができました。
塩で食べることで素材のそのままの味が楽しめます。

刺身は大盛りのキャベツの千切りの上に盛られていて
ボリューム感があるようにみえますが、量は普通だと思います。
ミノの刺身はもっちりした食感で噛みごたえがあり、
噛むほどに旨味が広がります。ワサビを溶いた醤油をつけるもよし、
岩塩だけをつけてシンプルに食べるもよし、
ゴマ油と甘味噌を溶いたタレをつけて食べても美味しいと思います。
私はサンチュの上に春菊を乗せ、刺身とニンニク、
味噌を乗せた巻物を楽しみました。

卵衣をまとったミノのジョンも、ちょうどいい塩気があり
非常に美味しい一品になっていました。
一緒に旅行していた子供たちも美味しいと好評で、
あっという間になくなってしまいました。

メウンタンは見た目も実際の味もそれ程辛くなく、
魚のアラから出たダシが利いたスッキリしたスープでした。
食事として御飯、牡蠣のキムチ、とろろのような海藻、カクトゥギ、
青菜のキムチ、大根の浅漬キムチ（薄い感じのもの）が出されました。

【その他の印象、気づいたこと】
◆オーナーの名前がお店の名前になっている。
◆午後6時頃に入店したが、間もなく30人くらいの団体が座敷席を埋めて大人気でした。
◆50代くらいのアジュマがサーブしてくれたが、
　忙しかったせいもあり彼女たちは無愛想で
　やっつけ仕事のように働いていました。
　オーナーの女性はフレンドリーでよく気がつく方だったのですが、
　従業員の態度は正反対のものでした。
　夫も一緒に旅行した友人家族もみなその点を残念がっていました。
◆トイレは2階奥。古く湿っており和式。ペーパー有りますが、オススメしません。

【基本情報】
店名：ヨンランフェッチッ
住所：전라남도 목포시 중앙동1가 1-1
電話：061-234-7311
営業時間：1100
休日：旧正月と秋夕(チュソク)の連休
トイレ：店内2階奥にあり。古く和式、ペーパー有り、キレイではない。
駐車場：なし。利用客は周辺の道路に駐車していました。

【最新入店日】2010年11月25日