 「太刀魚横丁」入口
 庶民的な雰囲気のお店が集まる細路地
 店先の調理台で下ごしらえをする様子
現在の「太刀魚横丁」一帯は、もともと南大門市場が発展しはじめた1950年代よりカルグッスや 参鶏湯(サムゲタン)などを扱う食堂が集まっていました。1980年代後半に1軒のお店の太刀魚の煮付けが美味しいとメディアに取り上げられたことがきっかけで一躍有名に。
次第に周辺のお店でも太刀魚の煮付けをメインにするようになり、「太刀魚横丁」がつくられました。
早朝から営業しているお店が多く、横丁には1日中焼き魚の香ばしい匂いが漂います。 ※通りは多少薄暗いですがお店は営業しています
ダシが効いたピリ辛味でご飯にも、お酒にも合う
イワシや野菜で取ったダシと太刀魚、下煮された大根、甘辛ダレを小鍋でよく煮込んで提供されます。旨味が詰まった煮汁はコクがあり、後からピリっとしたと辛みがやってきます。 少し濃い目の味付けなので、ご飯はもちろんのこと、お酒のアテとしてもぴったりです。太刀魚は柔らかく適度に脂がのっているのにあっさりとした味わい。鍋底に敷かれた大根はトロトロで、味がよく染みています。
「太刀魚横丁」の多くのお店では、太刀魚の煮付けなどメインメニューを2人分以上注文時、卵蒸し(ケランチム)がサービスでついてくるのも特徴。
「太刀魚横丁」のお店
横丁のなかでも老舗店に数えられる「中央食堂」。オーナーであるオモニ(写真)は創業以来約50年、同じ場所で同じ味を守り続けています。
1日以上かけて野菜やイワシでとった醤油ベースのダシ汁と太刀魚の旨味、大根の甘みが染み込んだ煮汁はコクがあり辛さ控えめです。
1988年創業の「ワンソン食堂」はテーブルが4つと座敷7つのこぢんまりとしたお店。
太刀魚の煮付けは、ひと鍋(2人分)に太刀魚が1.5匹分が使われボリューム満点。トゥッペギ(土鍋)で提供されるので、最後まで熱々でいただけます。
太刀魚横丁の元祖ともいわれるお店。食事時は、細い路地裏行列のできる人気です。
お店の外では、カルチチョリムをはじめとする焼き魚の食欲をそそる匂いが漂います。
ネクタイをした太刀魚の看板が目印!
カルチチョリムはもちろん、 おかず(パンチャン)として出てくる魚のフライも絶品です。
バラエティ番組「 無限に挑戦(ムハントジョン)」のロケ地として有名になったお店です。
カルチチョリムには、韓国産の新鮮な太刀魚を使用。身は柔らかく、淡白な味わいが特徴です。
韓国人の常連も多い、老舗店の味をお試しあれ
 太刀魚の煮付は約8,000ウォンからとリーズナブル
南大門市場内にあるため観光客はもちろん、地元の会社員や市場で働く人など常連客もたくさん訪れる「太刀魚横丁」。創業20年以上の老舗が多いことから、何度食べても飽きのこない幅広い世代に受け入れられる味を守り続けていることがわかります。
南大門市場の市場ショッピングがてら、「太刀魚横丁」に立ち寄ってみてはいかがですか?
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最終更新日:17.11.03 ※内容は予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。 |
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