牛の小腸(コプチャン)
焼肉の人気部位であるホルモン。韓国ではコプチャンと言われています。味はもちろんですが、糖質が少なく、鉄分、ビタミン、ミネラルなどの栄養が豊富で、コラーゲンも含まれていると女性に大人気。美容に健康にうれしいホルモン焼き(コプチャン)を本場韓国ソウルで味わってみてください。
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色んな味が楽しめるナッコプセ
そもそもコプチャンとは、 牛では小腸、 豚では腸全体を指すホルモン部位のひとつです。韓国語でコプは脂という意味で、腸の内側に詰まった柔らかい部分を指します。
しかし広義の意味合いで「コプチャン=ホルモン焼き」と言われることも多く、鍋料理を指す場合は「 ホルモン鍋(コプチャンチョンゴル)」と言います。最近登場した人気メニュー「 ナッコプセ」は、韓国語のタコ(ナッチ)・ホルモン(コプチャン)・エビ(セウ)の頭文字を取ったもの。
ホルモン焼き(コプチャン)と言えば、普通は牛ホルモンを指します。生レバーやセンマイがメニューにあるのは、牛ホルモンのお店。手頃なチェーン店から高級店まで様々です。対して豚ホルモンは独特のにおいがあるためか、ピリ辛の味付けで庶民派のお店が大部分です。
外側が香ばしく、中の脂に旨味のあるコプチャンのほかに、コリコリとした歯ごたえの第1胃袋のミノ(韓国語でヤン)、脂が詰まったぷるぷるの大腸(韓国語でテッチャン)が人気。
どれを頼めばよく分からない場合、最初は様々な部位がセットになった盛り合わせ(韓国語でモドゥム)を人数分注文するとよいでしょう。食べてみてから、気に入ったメニューを単品で追加するのがおすすめです。
また忘れてならないのが焼き飯(ポックムパッ)。シメなので複数人いても、1人前から注文できます。お腹いっぱいでも、ぜひお試しを。
ミノ(ヤン)
大腸(テッチャン)
焼き飯(ポックムパッ)
1人前2万ウォン代で食べられるお店を集めてみました。取り扱い部位の違いやサイドメニューなど、お店ごとに特徴があります。
※部位は日本語(韓国語)で表記
小腸(コプチャン)、大腸(テッチャン)、ギアラ(マッチャン)、上ミノ(ヤン)、ハツ(心臓)がセットになった盛り合わせがおすすめ。ホルモンの脂っこさをやわらげるためにキムチを一緒に焼くのが特徴。
スタッフがホルモンを焼きながら見せてくれるファイヤーショーは動画映え抜群です。
上ミノ(ヤン)、ギアラ(マッチャン)、大腸(テッチャン)の3種で勝負しているお店。キウイフルーツで長時間、低温熟成させたぷりぷりの肉質を味わって。
店内はレトロコンセプトのインテリアでドラマや映画のセットのような雰囲気です。
丁寧に下処理されたホルモンを玉ねぎ、エリンギ、長ネギ、じゃがいもなどの野菜と一緒に焼くのが特徴。ホルモンの脂の旨味をたっぷりと吸った野菜が絶品です。
ソウル教育大学前にあり、学生や近隣の会社員でにぎわう庶民的な雰囲気のお店。
2004年創業のチェーン店。手頃な価格が若い世代を中心に人気です。ぷりぷりホルモンはさることながら、人気はお餅。外はカリッ、中はもちっ、肉の旨味をまとった最高の箸休めです。
小腸(コプチャン)、大腸(テッチャン)、ギアラ(マッチャン)のみを扱う専門店。場所柄、若者が多く訪れ、オープン前から行列ができるほどの人気店です。
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1人前4万ウォン代で食べられるお店を集めてみました。高いけれど、それだけの価値はあるとユーザーをうならせる人気店です。
※部位は日本語(韓国語)で表記
歯ごたえがあり、あっさりした味わいのミノ(ヤン)、ぷるぷるじゅわりの脂の旨さが際立つ大腸(テチャン)が人気のお店。こだわりの上質食材は食べてみると違いがわかります。
高級感のある店構えは落ち着いた雰囲気で、店員がすべていちばん美味しい状態に焼き上げてサーブしてくれます。
特上ミノ(ヤン)、韓牛の大腸(テッチャン)が人気。肉類を注文するとついてくる野菜類やおかずも美味しいと評判です。シメの焼き飯は高級店ならではのミノ入り。
プライベートが保てるボックス席もあり、店員が丁寧に焼いてくれるので、のんびりと食事ができます。
フルーツベースの甘めのたれに漬け込んだホルモンを炭焼きで味わうことができます。おすすめは白ミノ焼き。他ではなかなかお目にかかれないメニューで、淡泊な味わいからは素材の良さが伝わります。
1万ウォン代で食べられる庶民の味方、豚ホルモン。特有のクセが気になるという人もいますが、 韓国焼酎によく合い、香り野菜の エゴマの葉(ケンニッ)でいただくと、なんとも言えない味わいです。
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