「カンジャンセウ」とは、「カンジャン=醤油」、「セウ=エビ」という意味の通り、「海老の醤油漬け」と呼ばれる料理です。エビの身に醤油の味がよくしっかり入り、プリっとした食感が人気です。似たような料理に「カンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)」がありますが、両方とも人気の高い韓国料理です。 |
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「カンジャンセウ」の漬け汁は、醤油に野菜、果物、お酒、砂糖などを入れて一度煮立てたものがベース。季節によって漬け込む時間を微妙に変えながらエビを漬け込みます。エビも店舗ごとに異なりますが、秋の味覚で有名な大正海老(韓国語でテハ)や、バナメイエビ(韓国語でヒンタリセウ)などがよく使われます。
なお、刻まれた唐辛子が乗った状態で運ばれてくることが多く、辛いのが苦手な人は唐辛子を避けて食べましょう。 |
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大正海老 |
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よく漬け込まれたエビの身 |
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<おつまみとして>
韓定食などのコース料理の一品や、居酒屋の単品メニューとして出されることが多い「カンジャンセウ」。エビの頭をはずしたら、豪快にそのまま海老味噌を吸っても良いですし、殻をすべて取って海苔に巻いて食べても良し。一緒に出されるご飯に、ビビンバのように混ぜても美味しく頂けます。 |
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吸い付くように食べる |
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海苔に巻いて食べる |
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<定食として>
昼食や夕食にカンジャンセウを主食として、気軽に食べられるよう「カンジャンセウ定食」を出す店舗が増えています。おひとりさまでも食べられるよう、1人前セットになっていることが多く、グループ旅行でも一人旅でも気軽に食べられます。 |
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定食の例 |
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海老の皮を向き、はさみで切って卵かけご飯の上に乗せる |
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ちょうど良い味になるよう、醤油を足しながらかき混ぜたら、スプーンで頂きます |