「ホットク」とは、シナモン入りの黒砂糖をパン生地で包んで焼いた、韓国屋台スイーツの代表格です。たっぷりの油で揚げ焼きにしたタイプと、油を使わずに焼いたタイプがあります。熱々の出来立てがおいしく、1年中食べられますが、気温が下がり始める秋から冬場にかけて路上にホットクの屋台が増えます。値段も1,000ウォンから3,000ウォン程度で食べられるとあって、お手軽・リーズナブルさが人気です。 |
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ソウルの明洞(ミョンドン)、仁寺洞(インサドン)、南大門市場や、釜山(プサン)の南浦洞(ナンポドン)・BIFF広場や西面(ソミョン)の屋台通りなど至る所でホットク屋台をみかけることができます。
屋台ではホットクを厚手の紙で挟むか、二つ折りにして紙コップに入れて渡してくれます。揚げ焼きタイプは、もちっとした生地をかじると中から黒蜜があふれるので、火傷にご注意を。
そして、中の蜜はたれやすいので服につかないように気をつけましょう。特にチマチョゴリ(韓服・ハンボッ)をレンタルしている際は要注意。レンタル終了後に食べるほうが良いでしょう。 |
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屋台は基本ウォン払いのみ。お財布に余裕を持ってウォンを入れておきましょう |
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熱々の黒蜜がとろーりたれるホットクなどを食べるときは、ウェットティッシュ持参が賢い選択 |
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<ホットクの様々な種類>
ホットクには、甘いものや、生地に緑茶やとうもろこしを使用したものや、具にチャプチェが入ったもの、ナッツ類をトッピングするものなど、様々な種類があります。釜山の屋台ではレーズン、ひまわりの種、ナッツなどがたくさん入っていた「シアッホットク」が人気!地域ごとに特徴があるのもポイントと言えます。 |
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黒蜜のホットク |
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チャプチェがたくさん入った野菜ホットク |
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釜山名物シアッホットク(ナッツ入りのホットク) |
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<自宅でホットクを作ってみる方に>
日本の通販などでも購入できる「ホットクミックス」。本場・韓国でも様々なメーカーから発売されており、韓国土産に購入する人もいます。大型マートやスーパーマーケットなどのお菓子材料コーナーで手軽に買えるので、チェックしてみましょう。 ホットクミックス(商品例) |