「チャプチェ」とは、 漢字で「雑菜」と表記するように、韓国春雨のタンミョン、人参、きのこ、細切り牛肉など様々な食材を炒めて和えた韓国料理です。醤油ベースの優しい味付けで、ごま油の香りが食欲をそそります。韓国では昔からお祝い事に欠かせないメニューであり、オモニが作ってくれる手作り料理の代表格と言えます。 |
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韓国家庭料理のおかずとして定着する一方、一般的な飲食店でも食べることができ、単品メニューとして注文できるお店は多くありませんが、韓定食の一品や、韓国料理店やビュッフェ店のおかずとしてよく運ばれてきます。カロリーは低めですが糖質はやや高め。辛くない韓国料理なので韓国旅行中にも安心して食べられます。 |
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食堂のおかずとして |
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韓国料理ビュッフェでも食べられる |
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チャプチェを使った変り種メニューもあり、ホットクの中にチャプチェを入れた「野菜ホットク」や、中華料理店ではご飯の上にチャプチェを乗せたメニュー「チャプチェパッ(チャプチェご飯)」などがあります。 チャプチェがたっぷり入った野菜ホットク(例) |
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一方、大型マートやスーパーマーケットのお惣菜コーナーでも売られているので、買って宿泊施設の部屋で食べることもできます。 スーパーなどで売られているチャプチェ(例) |
同じくスーパーなどでは、タンミョンや所謂「チャプチェの素」が様々なメーカーから売られているので、これらの食材を利用すれば、チャプチェも簡単に作れることでしょう。韓国土産に購入し、日本の自宅で実際に作ってみる、という観光客も少なくありません。 |
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チャプチェの素(商品例) |
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タンミョン(商品例) |
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各材料を同じ大きさの細切りに切った後、別々に炒めるなど、やや手の込んだ料理ですが、子供たちにも人気の韓国料理です。材料はタンミョンの代わりに白滝(しらたき)を利用したり、チャプチェの素がなければ、焼肉のタレやオイスターソースなどを利用して作ることもできます。
韓国旅行中、チャプチェ作りを体験できる施設もあるので、韓国人の料理の先生に一度教わっておけば作り方も安心というもの。チェックしておきましょう。 |