2024年1月9日、食用目的での犬の飼育・食肉処理・流通などを禁じる特別法(犬食禁止法)が成立しました。法律の施行は公布から猶予期間3年を経た2027年からで、違反した場合は最高で3年の懲役または3000万ウォンの罰金が科されます。この記事は、2023年以前に作成された内容です。食文化として存在していたメニューを紹介するものであり、食べることを推奨するものではないことをご了承下さい。
食用の赤犬の肉を裂き、長ネギ、セリ、エゴマの葉などと唐辛子ベースのスープで煮こんだスープ。意外にクセなく食べられる味ですが、独特の匂いを和らげるためエゴマの実(トントゥルケ)が使われます。漢字で「補身湯:身を補う湯」と書かれるように、スタミナ料理の代表格とされています。 |
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古くはケジャンクッ(「ケ」は犬の意)と呼ばれていましたが、現在はポシンタンはじめサチョルタン(四節湯)、ヨンヤンタン(栄養湯)などの名で通っています。肉は弾力の強い鶏肉のような食感で、皮のついた部位はぷるぷる。ピリ辛味のスープと一緒に食べると、体の内側から温まります。賛否両論がある一方で栄養価が高いことでも知られ、暦上で最も暑いとされる伏日(ポンナル)の定番食。特に男性に好んで食べられます。
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鶏肉より弾力のある歯ごたえ |
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ネギやニラなど香味野菜と煮込む |
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