「コプチャンチョンゴル」とは、韓国語で「コプチャン」がホルモン、「チョンゴル」が鍋料理を指すように、韓国のホルモン鍋料理です。キャベツやネギ、キノコなどの野菜の具材と一緒に、ホルモンを煮込んだコプチャン鍋は、日本のもつ鍋とは味付けが異なり、コチュジャン(唐辛子味噌)を入れ、ピリ辛に調理するのが特徴です。ホルモンの特有の臭みがなく誰でも食べやすい味付け。コプチャンの独特な歯ごたえと染みこんだタレの旨みが味わえます。 |
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細切りの新鮮なコプチャン(牛の小腸が使われる事が多い)と、ふんだんに入った野菜を卓上でグツグツと煮込むスタミナ鍋。注文は人数単位または鍋単位で行われ、ほとんどのお店で2人前以上から注文できます。 |
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グループ旅行で食べるのに丁度良い大鍋で運ばれてくる |
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かき混ぜながらよく火を通していく |
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<麺類の追加>
「コプチャンチョンゴル」の食べ方のポイントとして、うどんなどの麺を追加注文して、投入することが挙げられます。初回の注文時にあらかじめ、麺を追加注文しておき、鍋が沸騰したタイミングで投入して一緒に煮込みましょう。麺が茹で上がった頃には、麺も鍋も食べ頃となります。 |
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煮込む途中に麺を入れる |
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コプチャンチョンゴルの出汁を吸収した美味しい麺 |
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<ごはん>
ごはんは基本出されず、追加注文となるお店がほとんど。「コプチャンチョンゴル」は、韓国のビールや韓国焼酎と一緒に、お酒のおつまみとして食べる韓国人が多いためです。
旅行客で、コプチャン鍋と一緒に、ご飯を食べる際には2通りの注文方法があります。ひとつは予め、ごはんを追加注文しておき煮立ったら、ご飯の上にコプチャンをかけてビビンバのようにして一緒に味わう方法。もう1つは全て食べ終わったあとの食後のシメに、ポックムパッ(焼き飯)として追加注文する方法です。 |
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丼ご飯にしても |
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シメに焼き飯も |
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<ナッコプセ>
釜山(プサン)式の「コプチャンチョンゴル」として有名なのが、ナッチ(テナガダコ)、コプチャン(ホルモン)、セウ(小エビ)の3つを入れた鍋料理があり、それぞれ韓国語の頭文字を取って「ナッ・コプ・セ」と呼ばれます。こちらも同様に麺を追加したり、ご飯と一緒に味わうことができます。 |
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ナッチ(テナガダコ) |
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コプチャン(ホルモン) |
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セウ(小エビ) |