「スンドゥブチゲ」とは、韓国語で「スンドゥブ(純豆腐)のチゲ(鍋料理)」という意味の韓国料理です。家庭料理の定番メニューですが、豆腐料理専門店やキムパッ(韓国海苔巻き)などの軽食店などでも食べられます。魚介類や野菜とスンドゥブを唐辛子ベースの調味料で煮込み、おかずと一緒に1人前ずつ石鍋の定食スタイルで運ばれてきます。やや辛めですが卵がマイルドさをプラス。日本からの観光客にも美味しい!と韓国旅行中の朝食やランチに人気のメニューです。
【スンドゥブの有名おすすめ店をすぐに知りたい方】
スンドゥブチゲが美味しいソウルのおすすめ店 |
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<スンドゥブチゲの様々な種類>
「スンドゥブチゲ」は、アサリや煮干で出汁をとったスープに、アサリ、豚肉、ネギ、唐辛子、唐辛子粉などの具材を入れ、スンドゥブをたっぷりと加えて煮こみます。ぐつぐつ煮えた真っ赤なスープが、ご飯やおかずとともにトゥッペギといわれる石鍋で登場。辛みとダシの旨味が淡白な豆腐にベストマッチして、食べると体の内側から温まります。
豆腐料理専門店などに行けば、一般的な豆腐をメインとした「スンドゥブチゲ」のほかにも多様なメニューがあります。 豆腐メインの一般的な「スンドゥブチゲ」 |
<味の決め手は卵!>
チゲの中に卵が入っている状態で運ばれてきたり、卵はセルフサービスで入れたり、店舗毎に異なりますが「スンドゥブチゲ」といえば卵です。やや辛めの味をマイルドに仕上げてくれます。 |
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<石釜ご飯が出てきたら?>
ご飯はまず取り皿に移し、石鍋にはお茶またはお湯を入れておきましょう。食べ終わる頃にはヌルンジ(おこげスープ)が完成し、食後のしめにピッタリです。
また取り皿に入れたご飯に「スンドゥブチゲ」をスプーンでかけながら混ぜていくと「スンドゥブ・ビビンバ」の完成です。ご飯に染みこんだ「スンドゥブチゲ」の味をじっくりと味わってみましょう! ご飯は別の取り皿に移し、お茶またはお湯をいれておく |
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ご飯にスンドゥブチゲをかけながら混ぜれば |
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スンドゥブ・ビビンバの完成 |
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<江陵(カンヌン)名物・草堂(チョダン)スンドゥブ>
東海岸沿いの街・江陵では昔から海水を使って豆腐を作ってきました。鏡浦湖(キョンポホ)近くの草堂地区では、辛味のない「白スンドゥブ」を出す専門店が集まっており「草堂スンドゥブ村」と呼ばれています。ほんのり塩味で、とろけるような食感と大豆の甘みが味わえると国内外の観光客に人気の江陵郷土料理です。 江陵の草堂スンドゥブ |