「カンジャンケジャン」とは、「カンジャン」は醤油、「ケジャン」はワタリガニを醤油やコチュジャン(唐辛子味噌)のタレに漬けたものを指します。韓国西海岸の瑞山(ソサン)近海がワタリガニの産地で、甲羅の中に詰まっているオレンジ色の卵が大きくなる春(3月から4月)に捕れたものが一年で最も美味しいと言われています。 |
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カンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)のカロリー (100g)120kcal (1人前)360kcal
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・韓国で絶対食べたい!絶品カンジャンケジャンの名店
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生臭さは一切無く、ワタリガニの身の甘み、とろけるような柔らかさが生姜、ニンニクと一緒に漬けた醤油ダレと絶妙にマッチ。韓国に来たからには必ず食べてみたい一品で、一度食べたら思わずファンになってしまう・・・という、リピーター続出の大人気料理です。
地域ごとに多少異なり、麗水(ヨス)など韓国南海岸沿いではトルケと呼ばれる小ぶりのカニを用いて「トルケジャン」として料理が出されます。  卵やカニ味噌がたまらない! |
「カンジャンケジャン」専門店に行けば、カンジャンケジャンをメインに数々のおかずが運ばれてきます。韓定食コースでも次々と運ばれてくるコース料理の一品として出す店舗もあります。たくさん食べられない、という人には、おひとりさまでも食べられる「カンジャンケジャン定食」として、提供するような店舗も増えています。 |
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グループで専門店に行けば、ご覧の通りのおかずの量がでるお店も |
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おひとりさま用の定食店も人気 |
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<カンジャンケジャンの食べ方>
一般的に蟹料理は甲羅を割ってハサミを入れて・・・と食べづらい印象がありますが、韓国のカンジャンケジャンで出される渡り蟹は、ほとんど店舗で、食べやすいようハサミが入った状態で運ばれてくるので安心です。
足の部分の身を吸い付くように食べます。カニの上に乗っている唐辛子は辛いので、辛いのが苦手な人は避けてから食べるようにしましょう。そして甲羅の部分はカニ味噌ビビンバにして味わうのが韓国式。 |
<カニ味噌ご飯の作り方>
醤油ダレが残った甲羅にはご飯を混ぜて食べてみましょう。甘くコクのある味は、韓国では「ご飯泥棒」と呼ばれるほど、ご飯が進む食べ方です。 |
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1.甲羅の奥に詰まっているカニ味噌などをかき集めます |
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2.甲羅にご飯を入れ、卵とカニ味噌、醤油ダレをよく混ぜます |
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3.おかずで運ばれてくる韓国のりなどにスプーンで移し、こぼれないように頂きます |
<その他のワタリガニメニュー>
ワタリガニ料理は、カンジャンケジャンの他にも、コチュジャンタレで漬けたピリ辛の「ヤンニョムケジャン」や海鮮鍋、蟹蒸し料理もあります。 |
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ヤンニョムケジャン |
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コッケタン(ワタリガニの海鮮鍋) |
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