「ロース」は、韓国の焼肉店でもよく食べられる肩から腰にかけての部位です。牛の頭に近いほうから肩ロース、リブロース、サーロインと呼ばれ、一般的にリブロースを韓国語で「トゥンシム」と呼びます。その中でも霜降りロースは、花のように肉質がきめ細かいことから、韓国語で花を意味する「コッ」を付けた「コットゥンシム」と呼ばれ、とろけるように柔らかく噛めば噛むほど口の中に甘みが広がります。なお、サーロインは一般的に「チェックッサル」と呼ばれています。 |
|
<焼き方>
薄くスライスされたロースを美味しく食べるには焼き方が最も重要です。肉汁と脂身が落ちすぎないように、強火ですばやく焼き付けるのがポイント。6~7割がた焼けたら一度だけ裏返し、その後はさっとあぶる程度にして、頂きましょう。 |
|
|
|
|
裏返すのは一度だけ |
|
特製タレや塩などにつけて味わいましょう |
|
|
<チュムルロッ(チュムルロク)>
「ロース」を、塩とごま油で揉みこんで柔らかくしたものを韓国語で「チュムルロッ」と呼び、韓国ならではの本格ロースとして良く知られています。タレが充分に染みこみ、通常のロースよりも更に柔らかい味わいが特徴。「揉む」という意味の韓国語「チュムルロッコリダ」から名付けられています。 |