休暇を利用して台湾から遊びに来たシュジュンさん(右)カップル。韓国には初めて訪れたそうでガイドブックを片手に「北村韓屋(プッチョンハノッ)マウル」を散策中のところをキャッチ。普段から女性らしい服装を好んで着るそうで、お気に入りの色であるピンクでカバンをカチューシャを揃えていました。ファー付きベストが季節を取り入れた着こなしです。

安国(アングッ)駅の近くで立ち寄ったお店でレンタルした衣装とバッグは、一緒に旅行に来た従兄弟のゆかりさんと色違いで揃えたそう。全体的に、最近の韓服(ハンボッ)の流行色の淡いカラーで統一され、黄色とピンクの色使いが華やかな着こなしでした。髪の毛はレンタルショップで一緒になったお客さんが結ってくれた三つ編みだと笑顔で説明してくれました。

韓国に１年間語学留学した経験があるゆかりさんは、韓服を着るのは今回が３度目だそう。カメラマンのポーズ指定にも韓国語で受け答えをしてくれました。一緒に居たななみさんと同じ衣装を選びながらも、チマ(スカート)で違いを楽しんでいました。グリーンの透け感のあるシフォン生地に大柄の花を刺繍したスカートが、春を感じるチョイスでした。

仁川(インチョン)から遊びに来たソンヘンさんは、今年から新社会人。１年に何度か韓服着てお友達と遊ぶそうで、この日は仁寺洞(インサドン)で衣装をレンタルしてから「北村韓屋マウル」に移動して来たのだとか。衣装の決め手はカラーで、グリーンとレッドの明るいコントラストが目を引きました。シンプルな韓服に合わせた蝶のピアスがポイントです。

女性らしい柔らかな笑顔が印象的なスンヒョンさん。お友達のソンヘンさんと対照的で華やかな、ネイビーとシルバー刺繍の色合いの韓服を選びました。スンヒョンさんも衣装の決め手はカラーだそうで、以前パーソナルカラー診断を受けて以来自分に似合う色を積極的に取り入れているそう。髪飾りにパールをつけて、おしゃれへのこだわりが見えました。

会社の同僚とフィリピンから韓国に遊びに来たケネスさん(左)。「北村韓屋マウル」以外には、韓服を着て「景福宮(キョンボックン)」にも立ち寄ったそう。韓服を着るのは初めてでしたが、色やベストにこだわり全てご自身で選んだそうです。黒笠とベストがゴージャスでまるで朝鮮時代から貴族がタイムスリップして来たように、とてもお似合いでした。