14年06月08日 22:00頃に行きました。
イラ韓でもお馴染みのチムジルバンです。
地下鉄 新村駅からあらかじめ調べておいたバスで行くつもりだったのですが、いつまでたってもバスが来ないため、バス停を調べてみると、詳細は分からなかったのですが、週末はバス通りが歩行者天国になっており、どうやら期間限定
で週末だけバスの経路が変わるみたいでした。
他のバスで行けないかをアプリなどで調べてみるものの、埒が明かないため、思い切って歩いていくことにしました。
地下鉄の新村駅から北上して、新村駅(地上)を過ぎ、大きな通りを右折して道なりに進み、途中の分岐を左に曲がって緩やかな上り坂をしばらく歩いていくと、暗い夜道の先に看板が見えました。
地下鉄の新村駅から20~30分近く歩きました。
入口で「入浴のみ」か「入浴+石釜」を選んで、料金を支払うと下駄箱のキーを渡されます。
日本人がよく来るためか、受付の方は慣れている雰囲気でした。
下駄箱に靴をしまったら、キーを持って浴場(男湯または女湯)に向かい、浴場の入口にある受付で、下駄箱のキーと引き換えに脱衣場ロッカーのキーを受け取ります。
順番として、この浴場で体を洗ってから石釜サウナに向かいます。
浴場には、垢すり用タオル(ナイロンタオル)と普通のタオル、着替え用のチムジル服が用意されているので、手ぶらで来ても大丈夫です。
浴場内は普通の銭湯みたいで、シャワー、洗い場の他に、温度の違う浴槽が3箇所と大き目の水風呂、それに今回は入りませんでしたがサウナと、垢すりやマッサージを行う場所がありました。
チムジル服に着替えてから、浴場を出て場内の案内に沿って石釜サウナに向かいました。
一応日本語の案内板があるのですが、日本語の表現が微妙なのでちょっと混乱します。
石釜サウナは、中で薪を燃やして温度を上げた後、薪を取り出して中に入ります。
石釜は3箇所あって、薪を取り出したばかりの「高温」と取り出してしばらく経っている「中温」の釜があります。
「中温」は、じわじわ汗ばむぐらいの温度で、中では談笑したり、本を読んだりおのおの自由に過ごしています。
人数も「中温」が一番多くて、私が入ったときには10人前後がいました。
「高温」は、事前に調べた情報では、床が非常に熱くなっているので靴下が必須とのことでしたので、汚れてもいい靴下を履いていきました。
想像していたほど熱くは感じませんでしたが、すぐに汗が噴出すぐらいの温度です。
確かに靴下は必要で、長くても10分ぐらいが限界だと思います。
釜の前には、売店で売っているサツマイモなどを焼くための炭火があり、皆さんいろいろなものを焼いていました。
場内の売店では、飲み物・お酒・軽食・カップラーメンなどが売っています。
湯上りということもあり、今回はシッケ(2,000ウォン)を飲みましたが、スッキリした甘さで美味しかったです。
売店のある階は休憩スペースになっており、マットを敷いて横になったり、仮眠したり
、食事をしたり
、テレビを見たり
と、皆さん自由なスタイルでリラックスしていました。
このあたりの光景は日本の健康ランドに近いものがありますが、年齢層がより幅広くて過ごし方のバラエティが多く感じます。
あくまで旅行者目線ではありますが、韓国人の日常を覗き見たような感覚がありました。
大きなお風呂で体もスッキリし、気分的にもリラックスできたので、機会があればまた訪れてみたいです。