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韓医学の治療法のうち、鍼(はり)・灸(きゅう)は外部からの刺激を与える治療法に分類されます。体調不良はもとより、美容やダイエットにも利用され、体質改善、健康維持にも役立てられています。また薬や外科的な手術の副作用を避けるための代替治療としても注目されています。「カッピング」の名称でおなじみの附缸(プハン)は、真空状態の吸い玉を血液や気の通り道である「経絡」に強く吸着させ、皮下の血行を促進させる治療法。滞った血液の流れが活発になることで、新陳代謝が活発になり、老廃物の排出も促されます。 |
鍼(チム)
体表上の経穴(つぼのこと)に専用の鍼(針)を刺し刺激を与える治療法。鍼を刺す部位により、耳鍼(イチム)、面鍼(ミョンチム)、鼻鍼(ビチム)、頭鍼(ドゥチム)、手鍼(スチム)、足鍼(チョッチム)などがあります。胃腸の調子を整えたり、新陳代謝を促進したりするほか、急性疾患の治療にも用いられます。
鍼は美容やダイエット目的でも用いられることがあります。美容鍼はツボを刺激して肌の気血の巡りをよくし、肌ツヤのよい若々しい肌へと導きます。また顔面筋の萎縮と緊張をほぐし顔面筋肉を活性化させ、ほお骨やエラ張りを解消し小顔効果が期待できるような、さらに進んだ美容鍼治療を行なうクリニックもあります。またダイエットには腹部、太もも、二の腕、ふくらはぎなど脂肪が気になる部分に鍼を刺し、そこに電流を流して脂肪分解を促す脂肪分解鍼があります。少しピリピリする感覚がありますが、痛みはありません(痛みには個人差があります)。 |
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貼る鍼 |
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美容鍼 |
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脂肪分解鍼 |
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灸(トゥム)
皮膚上の特定部位で直接的あるいは間接的に薬物を燃やし、温熱刺激を与える治療法。薬物には主にヨモギを原料とする「もぐさ」が使用されます。熱により発生する遠赤外線の力を利用して体力増強や体質改善を図る灸は、虚弱体質や慢性疾患に有効とされています。 ![](/12rsc/frame/arrow_dgray.gif) 王灸 |
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カッピング
滞っているリンパの流れもよくなり、疲労回復やダイエットを促進しますが、数日カッピングの跡が残ります。また、カッピングだけ行なわれることは稀で、鍼や灸、他の治療とともに複合的に行なわれる場合が多いです。 |