4/1からK-ETA免除!韓国旅行に必要な手続きは?
韓国旅行「コネスト」 SIMカードとどう違う?eSIMのメリットや使い方を解説 | 韓国旅行基本情報
KONEST

SIMカードとどう違う?eSIMのメリットや使い方を解説

eSIM(イーシム)ってなに?
韓国旅行時の通信手段として代表的なものがSIMカード。「Subscriber Identity Module(加入者識別モジュール)」の略で、通信事業者や契約者の情報が記録された半導体メモリで、USIMとも呼ばれます。

スマホなどの携帯端末に韓国で利用できるSIMカードを挿入し、回線契約者情報を識別することで、韓国にいる間電話やインターネットが利用できるようになります。
そんなSIMカードと同じ役割を、よりデジタルな方式で果たすのが「eSIM(Embedded SIM)」です。直訳すると「埋め込み型のSIM」で、SIM実物は存在せず、端末にSIMファイルをダウンロードして(埋め込んで)使用するSIMのことです。

従来のSIMカードのように実物のカードを端末に挿入・取り出す必要が無く、端末内のSIM情報をダウンロード・削除するだけで自由にインターネットに接続できます。

日本では2018年にeSIM対応端末の販売が始まって以来、年々利用者が増えています。

この記事では、韓国旅行でeSIMを使用するための設定方法や、メリット・デメリットについて解説します。
コネストでeSIMを購入
コネストではSKテレコムのeSIMを購入できます。
受信通話無料でデータ無制限!デザリングも可能です。
SIMカードと比較!eSIM3つのメリット
カードの差し替え不要!
SIMカードは小型のICカードを入れ替える必要があります。端末にピンを挿してトレイを開き、もともとあったSIMカードを取りだし、そこに新たなSIMカードの裏表や向きを確認して載せてから、端末に格納します。

nanoSIMカード(タテ12.3mm)などの非常に小さいSIMは旅行に紛失してしまうおそれがあります。挿入方法を間違えて端末が破損するリスクも。
物理型のSIMでは、カードを紛失した場合回線停止手続きなど余計な手間がかかる
物理型のSIMでは、カードを紛失した場合回線停止手続きなど余計な手間がかかる
一方eSIMは先述した通り、スマホ端末内に代わりのSIMファイルをダウンロードするため、QRコードやURLを通じて手続きを行うだけで、簡単に回線の乗り換えが出来ます。端末破損やカード紛失の心配もありません。

またeSIMは1台の端末に複数インストールできるため、韓国を含め複数の国を移動するのであれば、いちいち入れ替えなくて良いeSIMが従来のSIMに比べて圧倒的に便利です。
日本で事前に登録・電話番号取得できる
SIMカードは、事前に予約をしても届くまで何日間か待たねばならなかったり、韓国到着後に現地のローミングセンターに立ち寄ったりせねばなりません。Wi-Fi(ワイファイ)ルーターは返却もせねばならず、余計な手間がかかります。

eSIMは購入から設置、使用開始まですべてオンラインで行います。購入後数分~数十分後に届くQRコードを読み取ってeSIM回線を登録するだけでOK。日本にいる間に設置までささっと済ませられます。現地での貴重な滞在時間を無駄にしたくないという人におすすめです。

通話のできるeSIMの場合は、QRコードと共に韓国で使う電話番号も事前に受け取れます。「電子渡航認証システム(K-ETA)」や「Q-CODE」など、韓国旅行に必要な手続きをする時に現地の電話番号を入力でき、便利です。

ちなみに近年韓国のカフェやレストランでは、入店までウェイティングする際に韓国の電話番号を入力して席を待つシステムも多く見られるため、旅行中にも重宝します。
韓国到着直後からデータ通信が可能
空港のローミングセンターに立ち寄る必要もありません!
空港のローミングセンターに立ち寄る必要もありません!
日本にいる間にQRコードをスキャンしてeSIMを登録しておけば、韓国に着いてすぐeSIMを「有効化」できます。

つまり韓国に着陸した飛行機の中にいる時からもインターネットに繋げられ、電話の受信が出来ることになります。
eSIM3つのデメリット
比較的新しい機種しか対応していない
eSIMを使うには自身のスマホがeSIMに対応している必要があります。このeSIM対応機種がSIMカードに比べて少ないことが第一のデメリットです。

たとえばiPhoneのうちeSIMに対応している機種は、iOS12.1を搭載したiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降のモデルのみ。Android製品も比較的新しい機種にしか対応していません(2023年3月時点)。

対応機種の少なさはeSIMの普及と共に解消されていくはずですが、自身のスマホやタブレットがeSIMに対応しているかどうか、eSIMを利用する前に必ず確認しましょう。
通話発信が可能なeSIMに限りあり
eSIMで発行される電話番号は、受信のみ可能な場合が殆どです。
韓国での音声通話やSMSメールの発信が可能なeSIMがSIMカードに比べてやや少ないのもデメリットと言えます。

たとえば韓国の大手通信事業者(KT、LG、SK)によるSIMカードとeSIMの音声通話可否は以下の通りです。
会社 SIMカード eSIM
KT 受信:無料
発信:有料プランあり
受信:無料
発信:有料プランあり
LG 受信:無料
発信:有料プランあり
受信・発信ともに不可
SK 受信:無料
発信:不可
受信:無料
発信:不可
※発信可能なeSIMは空港のローミングセンターでのみ購入可能
※2023年3月時点
複数の端末で利用できない
SKのeSIMは5回までQRコード読み取りが可能
SKのeSIMは5回までQRコード読み取りが可能
SIMカードは使用期間内であれば複数の端末に入れ替えて再利用することができますが、eSIMは一度「有効化」したら別の端末で再度QRコードをスキャンし利用することが出来ません。

また通信事業者によってはQRコードの読み取り回数に制限を設けているところも。制限回数を超えるとスキャンが出来ず、eSIMの再登録も出来なくなります。
eSIM利用のながれ
eSIMの登録は必ずインターネット環境下で行ってください。

またeSIMもSIMカードと同様「SIMロック」状態では契約した通信会社以外のeSIMをダウンロード出来ません。登録の前に「SIMロック」解除が必要です。
iPhoneの場合
【日本での手続き】

1.「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」(あるいは「eSIM追加」)をタップ

2.カメラ起動後QRコードをスキャン→「モバイル通信プランを追加」をタップ

3.「デフォルト回線」、「iMessage、FaceTime」、「モバイルデータ通信」は「主回線」を選択

4.登録したeSIMが「以前○○○として使用」と表示されるのを確認

【韓国到着後】

5.「設定」→「モバイル通信」→「主回線(日本の回線)」を「OFF」にし、「副回線(eSIM)」を「ON」にする
Androidの場合
※メーカーによって表示画面が異なる場合があります。

【日本での手続き】

1.「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「代わりにSIMをダウンロードしますか?」をタップ

2.カメラ起動後QRコードをスキャン→「有効化」をタップ
※日本で設定を行うと「無効」と表示されますが、異常ではありません。

3.「設定」→「ネットワークとインターネット」→「設定したeSIM」を「OFF」に

【韓国到着後】

4.「設定」→「ネットワークとインターネット」→「日本で使用中のキャリア」を「OFF」に、「設定したeSIM」を「ON」に
eSIM利用時のポイント
一度設置したeSIMは絶対に削除しない
日本にいる間QRコードをスキャンしてeSIMを設置したはずなのに、「無効」やら「アクティベーション失敗」と表示されて不安…eSIMを削除してもう一度QRコードをスキャンしてみよう!というそこのアナタ。

eSIMは韓国に着いてはじめて「有効」になります。日本でアクティベーションが出来ないのは当然です。

一度登録したeSIMを削除したら同じQRコードでは再び読み込みが出来ず、新たにeSIMを購入することになります。不安でもeSIMは削除せず、不具合が続く場合は韓国に到着後空港のローミングセンターに立ち寄ってスタッフに相談することをおすすめします。
韓国でネットに接続できない時の対処法
韓国でeSIMを有効化させても電波マークが表示されずデータ通信が出来ない場合は、iPhone、Android機種を問わず端末を1~2回再起動させると電波が繋がります。

まれにWi-Fiが微弱に繋がっておりeSIM通信を妨げる場合もあります。再起動する時はWi-Fiをオフにしてください。

それでも繋がらない場合は、各通信事業者のローミングセンターに立ち寄ってください。
日本帰国後はeSIM削除を忘れずに
韓国でeSIMを「ON」にした時と同様、日本に帰国後は「主回線」あるいは「日本で使用中のキャリア」を「ON」にし、韓国で利用していたeSIMを削除すればOKです。
韓国旅行時のeSIM利用「Q&A」
Q:利用期間はどの時点から発生しますか?
A:韓国でeSIM回線を「ON」にしてデータ使用を開始してから発生します。
例えば以下の通りになります。

1月25日に「5日分」のeSIM回線を端末に登録、設置
→2月1日14時00分に「ON」にし使用を開始
→2月6日14時00分まで使用可能


日本国内でQRコードを読み取ってeSIMを登録しても、利用開始としてカウントされません。

ただしeSIMには「購入後○○年/月までに利用するように」と定められた有効期限が存在します。有効期限を過ぎるとQRコードが読み取れないため注意してください。

Q:QRコード読み取り回数を超過してしまった!どうすれば良い?
A:QRコード読み取り回数に制限のあるeSIMでは、読み取り回数を超えた場合新たにeSIMを購入する必要があります。
ただし「SIMフリー」になっていなかったなどの理由で読み取りが出来なかった場合、やむを得ない場合としてQRコードを新たに発行してもらえることがあります(確証ではありません)。

万が一読み取り回数の制限を超えたら、eSIMを新たに買う前に、一度各通信事業者のローミングセンターに問い合わせてみましょう。
コネストでeSIMを購入しよう
いかがでしたか?eSIMは対応機種が限られていたり、音声発信ができないものが多かったりと、必ずしも便利なばかりではありません。
ただし従来のようにカードの入れ替えが必要無くオンラインで事前登録ができるため、より気軽で安全な旅行を保証してくれるでしょう。

コネストではデータ無制限で電話の受信が出来るeSIMをお得な価格で販売しています!次回の韓国旅行ではぜひeSIMを活用しませんか?
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  最終更新日:23.03.14
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