お土産調達からスマホ充電に両替!コンビニでできること
 セブンイレブン
韓国に訪れたら必ず目にする コンビニ。日本でもおなじみの「 セブンイレブン」や、韓国独自のコンビニ「 GS25」や「 CU」などが至るところにあり、少し歩けばすぐにコンビニが見つかります!
韓国でも 一人暮らしが増えていることからコンビニの需要が増え、2019年、人口当たりのコンビニ店舗数は日本の2倍にまで増加。商品のラインナップも進化し続けています。
旅の途中に何かと便利なコンビニですが、日本と似ている部分もあれば、違う部分も。コンビニで何ができるのか、韓国のコンビニ事情を詳しく見てみましょう!
 GS25
 CU
コンビニ弁当あり!韓国グルメをお得に堪能!?
小腹が空いたときや、夜食として調達したくなるのがコンビニ弁当。競争が激化する中、各社は競うようにコンビニ弁当の内容にしのぎを削っています。味のクオリティも高く、 プルコギや プデチゲなど韓国ならではのお弁当もあります。
高級志向のコンビニ弁当も登場していますが、基本的には2,000ウォン台からのリーズナブルなものが多いので、コンビニで手頃に韓国グルメを試すのもあり。
一人旅で食事に困ったときのお助けメニューとしても重宝します!
コンビニだけで買える!PB商品も魅力
 キムチチゲの有名店と「GS25」が共同開発したインスタントラーメンはトップクラスの売り上げを誇る人気商品
PB(プライベートブランド)商品を揃えているのも、韓国のコンビニの魅力。有名ブランドと共同開発したインスタント麺や、人気キャラクターとコラボしたかわいいドリンクなどが人気です。
各コンビニの限定商品は頻繁に登場しているので、訪韓の度に新しい商品に出会える可能性あり!
ミニサイズの商品が意外に便利で使える!
韓国海苔、 調味料、 キムチなどがミニサイズ、小量サイズで販売されているのも韓国コンビニの良いところ。多少割高ではありますが、自分用の お土産として少しだけ買って試してみたいときや、一人暮らしの人に便利です。
お菓子のミニサイズはお土産にもぴったりなので、買い忘れた場合はコンビニで調達するのもあり!
 ミニサイズやチューブタイプのコチュジャン
 インスタント麺もバラ売りが基本
 チョコパイハーフサイズお菓子(右)はお土産としても使えます
 ばら売りのお菓子もあり(「マーケットO リアルブラウニー」1個1,000ウォン)
種類は少なめだけどスイーツ系もあり
日本のコンビニスイーツの豊富さと比較してしまうと、品揃えの薄さが少し残念に感じてしまうかもしれませんが、韓国でもシュークリームやロールケーキ、プリン、マカロンなど、徐々にスイーツ系のラインナップが増えてきています。
 毎年イチゴが旬の時期になると各コンビニからイチゴサンドイッチが登場
 「CU」や「GS25」のもちもち食感のロールケーキが人気で、季節限定フレーバーも見逃せない!
コンビニで安ウマコーヒーが飲める!
 コンビニ内コーヒーマシン
日本のコンビニ同様、コンビニで美味しいコーヒーが飲めます!価格も日本と同じくらいの1,000~1,500ウォン。使い方もほぼ、日本のコンビニと同じです。
ホットの場合は、レジで支払った後カップをもらい、マシンにのせて、ボタンを押せばOK。
 カップ氷を冷凍庫から自分で取り出します
アイスの場合はカップ氷を冷凍庫から自分で取り出し、レジで注文、支払った後は、ホットと同様にマシンに載せ、アイスコーヒーのボタンを押します。
韓国でよく見られるのが、パック入りのドリンク。パック入りアイスコーヒーを飲む場合は、カップ氷とパック入りアイスコーヒーをレジで支払い、開封して飲みます。コーヒーの種類も豊富です!
 パック入りコーヒー
 カップ氷にパック入りドリンクを注いで飲みます
コンビニで割引&オマケが充実
 「2+1(ツープラスワン)」の表記は棚に書いてあります
コンビニの商品棚によく見られる表記「 1+1(ワンプラスワン)」や「2+1(ツープラスワン)」は、1つ買ったら1つ無料、2つ買ったら1つ無料を意味し、こういったオマケのイベントはほぼ毎日行なわれています。
また、食品を買うと飲み物がオマケでついてくる、というパターンや、500ウォンの割引などもよくあります。
在韓者なら各コンビニのアプリも活用度大。さらに特典が充実しており、お得な割引クーポンを見つけることができます。
購入した食品のイートインOK!
韓国ドラマにもよく登場しますが、店内には食事のできるカウンターがあります。レンジとホットウォーターサーバーが設置され、セルフで温めたりお湯を注ぐことができます。
店内で購入したものなら自由に立ち食いできるので、一人客も利用しやすくなっています。規模の大きいコンビニでは店内にテーブル席が用意されていることもあります。
 店内イートインスペース
 電子レンジでの温めはセルフです
 コンビニの前のスペースで飲食可能
コンビニの前に簡易テーブルとパイプ椅子が置かれていることがあり、そちらも店内で購入すれば自由に利用できます。
飲酒をしている人もまれに見かけますが、法律上コンビニでの飲酒は不可です。
ATMが銀行に関係なく24時間・年中無休で利用可能
 コンビニ内ATM
ATMは基本的に銀行指定ではないので、どの銀行のカード、 クレジットカードでも対応しています。ほとんどが海外カード対応機器で、海外キャッシングサービスも利用可能です。
「日本語」もしくは「International」という表示を押して言語を選べるので、日本の旅行者も使いやすくなっています。キャッシングサービスには3,600ウォン程度のATM利用手数料がかかりますが、困ったときの駆け込み寺になります。
韓国の銀行カードの場合、深夜は定期メンテナンスなどで使えない時間帯もあります。
交通カードの購入&チャージ、交通カードでの支払いができる!
 色々なデザインの交通カード「T-money」を販売しています
両替ができるコンビニも!?
 24時間両替ができる「セブンイレブン 明洞店(両替所)」
観光客が集まる明洞の中心に位置する「 セブンイレブン 明洞店(両替所)」では、なんと両替が可能!
韓国のセブンイレブンで唯一の公認両替所で、もちろん24時間営業なので、急な両替が必要になった場合に便利です。
「GS25」では日本円で支払える!
「GS25」では、全国の店舗にて日本円、米ドル、人民元、ユーロの4種類の外貨で支払いが可能。手元にウォンがなくても、両替なしに買い物ができる便利なサービスです。レートは新韓銀行から毎日提供される朝0時段階のレートが1日適用されます。
外貨での支払いはお札のみ可能で、日本円は千円札、5千円札、1万円札が利用でき、小銭での支払いはできません。おつりは、ウォンで支払われます。
※ウォンのおつりの不足などにより、利用できない場合あり
困った時の充電スポット!レジでスマホ充電可
旅行中スマートフォンの電池が切れそうになったら、「CU」や「セブンイレブン」、「 emart24」など一部のコンビニでは充電することが可能。フィーチャーフォン(ガラケー)の頃から浸透している便利な有料サービスで、30分1,500ウォン程度で利用できます。(店舗によっては設備がなく利用できない場合あり)
充電サービスを利用したい場合は、「ベトリ チュンジョネジュセヨ(充電してください)」と言いましょう。その後、レジの店員に名前と電話番号を言ってお金を払い、30分後に取りにくればOK。時間が短いので70~80%くらいしか充電されませんが、困ったときに安く使える充電スポットとして知っておくと役に立つでしょう。
また、「GS25」の首都圏の一部店舗では、6時間2,000ウォンで 携帯用モバイルバッテリーのレンタルサービスも行なっています。
コンビニにマルチコピー機はない!
日本のコンビニには必ずあるマルチコピー機ですが、韓国にはありません。韓国では一般的に印刷やコピーをできるところが少なく、事務代行サービスの「kinko’s」や大学が多くある地域によくある「複写室(ポクサシル)」、もしくはインターネットカフェ「 PCバン」(一部PCバンのみ、印刷のみ可)に行く必要があります。
どれも旅行者には難易度が高いので、旅行中に印刷やコピーをする必要がある人は、事前に宿泊する ホテルにビジネスセンターがあるか確認しておきましょう。また仁川国際空港では、 一部カフェや各ターミナルの案内デスクでコピーや印刷ができます。
コンビニに一般向けトイレはない!
日本の感覚で、 トイレに行きたくなったらコンビニ…と行かないようにご注意を。日本では当たり前のトイレは、韓国のコンビニのどこに行っても利用できません。
無料で利用するならホテルや百貨店、ファッションビル、地下鉄などのトイレへ行きましょう。
コンビニごとのフリーWi-Fiは特になし
 コンビニで販売しているプリペイドカード
韓国では観光地や公共交通機関など無料Wi-Fiが使えるスポットが多いですが、各コンビニに設置されているわけではありません。
プレミアムコンビニも登場し始め、Wi-Fiの使えるところも一部出来てきていますが、まず無いと思っていたほうが無難でしょう。
ホットスポットサービス「olleh Wi-Fi」を利用するためのプリペイドカードを購入することは可能ですが、外での接続があまり良くないとの声もあり、あまり利用されていないのが現状です。確実にWi-Fiを利用するならルーターをレンタルするのがおすすめ。
とまどう前に・・・韓国コンビニの暗黙のジョーシキ
あいさつ・愛想は基本なし!
韓国のコンビニでは、お客さんが来てもあいさつ無し、なんてこともざら。また、電話をしながらレジ打ちをするなど、日本では考えられない場面に遭遇することもあります。韓国のコンビニは愛想やサービスに関してはゆるやかなので、そんなサービスを受けたとしても気分を悪くする必要はなく、文化と割り切って考えたほうが良いでしょう。
買ったものを袋に入れるかはお客さん次第
店員は基本買った商品を袋に入れてくれません。人によっては入れるかどうか聞いてくる場合もありますが、袋に入れて欲しいときは自分から「 タマジュセヨ(袋に入れてください) 」と言い、入れてもらいましょう。
韓国ではコンビニやスーパー、市場でのレジ袋を減らす政策がとられていて、法的にレジ袋は有料提供(20ウォン)です。
食事に必要な備品はほとんどセルフ!
割り箸、スプーン、ストローなどがレジの取りやすい場所にある場合は、セルフサービスとしておかれています。レジ横から自分で取りましょう。
店員が勉強・読書・スマホ・休憩していてもスルーしよう
アルバイト店員は大概学生や就活生で勉強も忙しい人がほとんど。勉強や読書をしている姿もコンビニ店内でよく見られます。そんな姿も、現地の人には「大変だね~」と受け入れられているようです。また、スマホや食事を店内でしていることもありますが、こちらも、文化の違いなので気にしないこと。
鍵が閉まっているときは一時退席中またはトイレ中なのでご注意!
電気がついているのに、鍵が閉まっていて入れない!なんてことに遭遇することがあるかもしれません。その場合、店員は一時退席中またはトイレ中。韓国はコンビニの店舗規模が小さく、店員が一人の場合が多いのでこういったことが発生します。あちこちにコンビニはあるので、待つより他の近場のコンビニへ行くことをおすすめします。
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掲載日:19.12.21 (更新履歴)
・記事全体を見直しました(20191218) |
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