※コースは2008年取材当時のものです。
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縦走ツアー(2泊3日)コース概要 |
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★1日目★ |
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姓三峠→2.5km、1時間20分→老姑壇→3.3km、1時間10分→林傑領(イムゴルリョン)→2.3km、1時間50分→三道峰→0.8km、30分→花開峰→4.3km、2時間10分→ヨナチョン山小屋→3.6km、1時間30分→碧宵嶺山小屋→3.9km、2時間30分→七仙峰→2.1km、1時間→細石山小屋(宿泊) |
所要時間 |
約12時間 |
登山距離 |
23km |
レベル |
中上級(61歳未満) |
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★2日目★ |
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細石山小屋→2.6km、1時間30分→>燭台峰→0.8km、20分→>チャントモク山小屋→1.7km、1時間20分→>天王峰→2km、1時間30分→>法界寺→3.4km、1時間50分→>中山里 |
所要時間 |
約3時間30分 |
登山距離 |
11km |
レベル |
中上級(61歳未満) |
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※コース行程内の歩行時間はあくまで目安です。
※11月中旬から12月中旬、3月中旬から5月中旬は山火事防止のため入山禁止となります。 |
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★1日目★ |
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14:30 宿泊ホテルを出発 宿泊先までピックアップしてくれるので、とってもラクチン。当日、仁川(インチョン)国際空港に12:30まで到着の場合は、空港へのピックアップも可能です。車に乗って約3時時間40分、智異山の登山口、全羅南道・求禮(クレ)郡へ向かいます。 |
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19:00 宿泊先チェックイン 求禮に到着し、夕食のプルコギをいただきます。翌日は明け方からの出発なので、ゆっくり休み早めに就寝するようにしましょう。宿泊先は、ペンションもしくはモーテルとなります。 |
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★2日目★ |
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4:00 ホテル発 いよいよ登山のスタートです。登山口がある姓三峠(ソンサムジェ)へ。途中、飲食店で朝食をとり登山の準備を整えます。 |
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5:30 姓三峠出発 初めは車道のようななだらかな道が続きますが、途中、徐々に岩があったり急な山道が続いたりするので、無理せずマイペースで登りましょう。まずは智異山の3大峰のひとつ・老古壇(ノゴダン、1,507m)、そして林傑嶺(イムゴルリョン)を経由し、三道峰(サムドボン)を目指します。 |
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早起きでまだ目が覚めず… |
眠さのあまり笑顔が引きつるカメラマン・ハリー |
岩を登るときはスティックがあるとラク |
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9:00 三道峰(1,550m) 姓三峠から三道峰まで8.1km、 約4時間40分の道程。ここは、全羅北道、全羅南道、慶尚南道(キョンサンナムド)の3つの道の境界点にある峰です。昔は3つの道を行き来するときに通っていったという説もあります。三道峰を越えると、551段も続く恐怖の階段が待っています。 |
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三道峰 |
後ろ・横向きに下りると少しラクに |
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9:30 花開峠 三道峰から0.8km、約30分の道程。昔、市場として使われた花開峠(ファゲジェ)。慶尚南道からは塩や海産物、全羅北道からは山菜や麻・布を担いで登ってきて、ここで取り引きを行ったそう。現在では、往時のにぎわいを偲ばせるものはなく芝の空き地のようになっています。 |
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休憩所として利用する人も |
風が強くて飛ばされそう |
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12:15 ヨナチョン山小屋にて昼食 花開峠から明善峰(ミョンソンボン)を経由し、山小屋まで4.3km、約2時間10分の道程。ここで昼食タイム。決して豪華なお弁当ではないですが、疲れた体を癒してくれるでしょう。体が疲れているからといって長時間休みすぎると疲れを感じやすくなるので、ご飯を食べて小休憩をとったらすぐに出発です。 |
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炊事・食事専用の山小屋 |
お弁当にキムチは付き物 |
お弁当食べてパワーアップ |
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17:00 細石山小屋到着 山小屋から兄弟峰(ヒョンジェボン、1,452m)、碧宵嶺(ペッソリョン)山小屋、ソンビ泉(チョン)、七仙峰(チルソンボン)、霊神峰(ヨンシンボン)を経由して、山小屋まで3.4km、約2時間の道程。一泊する細石(セソッ)山小屋に到着です。夕食は、バーナーを使って作るカレーライス。レトルトのご飯とカレーのルーを温めるだけの簡単な食事ですが、運動した後に食べるご飯は絶品!山小屋の消灯時間は20時。翌日に備えてゆっくり休みましょう。 |
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ログハウスのような山小屋 |
ユさんと一緒に夕食の準備 |
山小屋では早寝早起きが基本 |
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1.料理や歯磨き、顔を洗うときは、山小屋付近にある食用水もしくは持参した水を利用しましょう。また、 1.歯磨き粉の使用は禁止されています。
2.寝るときは、指定される番号の場所で就寝しましょう。
3.シャワー施設はありません。
4.売店では、ミネラルウォーター、ラーメン、チョコレートなどが売っていますが、売り切れる場合も多いの 1.で各自持参しましょう。 |
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★3日目★ |
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7:20 燭台峰 6時に山小屋でご飯とスープの朝食をとり、7時に山小屋を出発します。山小屋から0.8km、約20分の道程の燭台峰(チョッテボン、1,703m)へ。ゴツゴツとした大きな岩たちが重なっているこの峰。岩の形がろうそく台に似ていることから燭台峰と呼ばれています。 |
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ふたつの大きい岩が並んでいる▶ |
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疲れたら道の途中でも休憩を |
登山2日目は大岩もお手の物 |
注意!クマ出現区域! |
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9:10 チャントモク山小屋 燭台峰から烟霞峰(ヨナボン、1,703m)を経て、0.8km、約20分の道程のチャントモク山小屋へ。山小屋からは、果てしなく続く稜線とうっすらと空と山の境界線が見えます。こちらの山小屋でも、宿泊、炊飯、食事が可能です。 |
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お手洗いはここで済ませよう |
うっとりしてしまう幻想的な眺め |
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10:00 天王峰(1,915m)到着 山小屋から1.7km、約1時間20分の道程を経ていよいよ、智異山縦走の目標地点とも言える頂上・天王峰(チョナンボン)へ。帝釈峰(チェソッポン、1,808m)を経由し、階段を登っていくと天王峰が姿を現します。頂上は風が強く少し肌寒いので上着を一枚羽織るといいでしょう。下るときは、岩が滑りやすくなっているので気をつけてくださいね。 |
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天王峰へと続く道 |
ゴツゴツとした岩や階段は慎重に |
縦走コースのハイライト |
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14:40 中山里(チュンサンニ)到着 頂上から、法界寺(ポッケサ)、刃岩(カルパウィ)を経由し、ゴールまで5.4km、約3時間20分の道程。到着後、山菜(サンチェ)ビビンバで昼食をとり、1泊2日の登山コースの終了です。 |
◀ビビンバも登山後はごちそうのように感じる |
17:00 バスでソウルへ 車に揺られ、ソウルへ向かいます。途中、サービスエリアで休憩をとるので、小腹が空いたらサービスエリアの醍醐味とも言えるおやつを味わうのもいいでしょう。日本とはひと味違ったおやつがたくさんあるので、ぜひご賞味くださいね。 |
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サービスエリアはおやつ天国 |
定番のじゃがいも |
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ソウル市内で夕食 19:30頃ソウルへ到着。2日間苦労したご褒美に、最後の夕食は贅沢に骨付きカルビの焼肉を堪能しましょう。おいしい骨付きカルビで、体力補給してくださいね。夕食が終わると、3日間の智異山縦走コースの終了です。食後は、宿泊ホテルまでお送りします。 |
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やったーカルビだ!▶ |
※コースの所要時間はあくまでも目安です。 ※登山状況により大幅に変更する場合もあります。
智異山の大自然の美しさを存分に堪能できる縦走コース。総登山距離34km、2泊3日のスケジュールで少しハードですが、苦労した分ゴールしたときの達成感と爽快感を十分に感じることができるでしょう。 |
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