摩尼山

マニサン / 마니산 *登録日時点の情報のため、変更する可能性があります。

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江華島

5.0

2件

江華島にある韓国最大のパワースポットで精気を充填古朝鮮の建国神・檀君(タングン)が頂上にある「塹城檀(チャムソンダン)」で天に祭祀を行なったという民族の聖地「摩尼山(マニサン)」。仁川(インチョン)市に属する江華島(カンファド)の最高峰(標高472メートル)で、韓国代表のパワースポットでもあります。北側登山口の摩尼山入口から登頂し戻ってくるコースがオススメで往復２時間半から３時間。空気が澄んでいれば、頂上からは北に北朝鮮の開城(ケソン)や、南に仁川の「松島(ソンド)国際都市」までも見通すことができます。山で精気を養った後はマッコリや江華島名物のうなぎで精力をつけてはいかがでしょうか。

特徴

建国神話の聖地、摩尼山

民族の始祖、檀君(タングン)が祭祀を行なったという「塹城檀」

古朝鮮の建国神話に登場する檀君(タングン)が天に祭祀を行なったという聖地「摩尼山(マニサン)」。

仁川(インチョン)広域市に属し、ソウルから西にバスで約１時間半、漢江(ハンガン)の河口に位置する江華島(カンファド)の最高峰(標高472メートル)であり、民族の霊峰でもあります。

気を受け取ることができる160階段

北の朝鮮民主主義人民共和国(通称：北朝鮮)の最高峰「白頭山(ペットゥサン)」、南の済州島(チェジュド)の最高峰「漢拏山(ハルラサン)」を結ぶ直線のほぼ中点にあたる言わば朝鮮半島のヘソで、1977年に国民観光地に指定されました。

気と風水の専門家たちに最も気が強い場所として挙げられる韓国代表のパワースポットで、観光客が多数訪れます。

頂上の標高は472メートルなので、普段から400～500メートル級の登山に慣れている方なら難なく登頂できますが、登山初心者の場合は、登山経験豊富な方と一緒に訪問したほうが安全です。

＜檀君神話とは？＞

万物の神で天の支配者である天帝・桓因(ファニン)は、自分の息子である桓雄(ファヌン)に地上を治め住みやすい人間世界をつくるよう命じます。

桓雄は北朝鮮に位置する白頭山に降り、法律を定め、人間に芸術、医療、農耕を教えます。

桓雄は人間になりたがっていたある熊の願いをかなえ女(熊女、ウンニョ)にし子をもうけます。その子こそが祭壇を支配する統治者という意味の檀君です。

檀君は強く賢明な祭政一致のリーダーとして、紀元前2333年平壌(ピョンヤン)へ都をおき古朝鮮王朝を建国します。檀君は1000年余り国を治めた後、再び白頭山へ戻り山神になったといいます。

北側登頂コース

基点：摩尼山入口(マニサンイック)バス停

摩尼山入口バス停付近

登山口は数か所ありますが、北側登山口または東側登山口の２か所が有名です。マイカーを持っていない観光客が訪問する場合は、バスの本数が多い北側登山口を基点にする方が便利です。

北側登山口のバス停は「摩尼山入口」停留所です。
江華島のバスターミナル「江華ターミナル」から41番バス(１日８本程度)、42番バス(１日５本程度)、「江華ターミナル」と、金浦ゴールドライン「九来(クレ)駅」を結ぶ、60-5番バス、71番バスで訪問できます。

下山後も降りた停留所の向かい側にあるバス停から、江華ターミナルまたは九来駅を目指します。

このバス停付近には、下山後のお食事処に良い食堂やマッコリ・チヂミ居酒屋などがあるので、バスに乗る前に栄養補給するのも良いでしょう。

バス停留所 (摩尼山入口)
バス > 市内バス

仁川広域市江華郡華道面
(인천광역시 강화군 화도면 )

登山道入口：摩尼山管理事務所

階段路と檀君路のスタート地点である管理事務所

バス停南側の駐車場を進んだところにある「摩尼山管理事務所」で入山料を支払ってからスタート。

非常に急な角度で頂上まで918段の階段が整備されている階段路と、迂回しながら緩やかに頂上まで続く檀君路のふたつに分かれます。どちらも往復の所要時間は２時間半から３時間です。

ある程度登ると背後に素晴らしい眺めが広がる階段路が人気ですが、それなりの体力を要するので、水やエネルギー食はしっかり準備して登るようにしましょう。

階段路からの素晴らしい眺め

摩尼山の精気をとり込みながら１歩１歩階段を踏みしめ頂上に達すると、目の前には感動すら覚えるパノラマ風景が広がります。

空気が澄んでいれば、北朝鮮の開城(ケソン)、西海岸に浮かぶ島々や仁川大橋、松島(ソンド)国際都市までも見通すことができます。

頂上からは360度のパノラマ風景が広がる

西海岸の島々

檀君が天に祭祀をあげた祭壇「塹城檀(チャムソンダン)」

下円上方形の祭壇

頂上にある「史跡第136号」の「塹城檀(チャムソンダン、塹星檀とも書く)」は民族の始祖・檀君が天に祭祀をあげるために造った、と言い伝えられています。

自然石を積んだ天を意味する円形の基礎の上に大地を意味する方形の祭壇を積んだ下円上方形の塹城檀では、毎年10月３日の開天節(ケチョンジョル、韓国の祝日)に天地開闢を祝い国家安泰を祈願する開天祭が行なわれ、聖火台に火を点し７人の仙女が聖舞を舞い檀君を祀ります。

全国体育大会が開催される際には塹城檀から火を採り聖火とするなど、民族を象徴するアイデンティティであることがうかがえます。

全国体育大会の聖火が採られる聖火台

天然記念物502号のコシデの木　

「塹城檀」は観覧できない場合もあるので注意

その他のルート

東側登山口からの頂上へと登る登山客も多いですが、江華ターミナルを出発するバスは３番バス(１日９本程度)、41番バス(１日８本程度)と少ないため、タクシーまたはマイカー向けの登山口です。

下山後は近くの道路向かい側にあるバス停から、４番バス(１日８本)、41番バス(１日８本程度)で「江華ターミナル」まで戻ることができます。本数が少ないので、登山前に帰りの時刻表の時間を確認してから出発するようにしましょう。

バス停留所 (テサ村)
バス > 市内バス

仁川広域市江華郡華道面
(인천광역시 강화군 화도면 )

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基本データ

店名	摩尼山
ジャンル	自然(海・山・川）
観覧時間の目安	3.0時間
電話番号	032-930-7068～7069
営業時間	日の出～日没 ※塹城檀(夏季)10：00～17：00、(冬季)10：00～16：00
休業日	年中無休 ※気象状況・施設点検により変更になる場合あり
日本語	不可
その他外国語	不可
支払方法	ウォン、カード(JCB,visa,master,amex)　 ※一部使用不可の場合あり
Eメール	なし
関連サイト	tour.ganghwa.incheon.kr

バリアフリー施設	車椅子用トイレ
その他備考	※塹城檀の開放時間、バス配車間隔は変動する場合があります

無料
散策
夜景・ムード
文化財
世界遺産
ファミリー

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地図

地図詳細

仁川広域市江華郡華道面上坊里 402-2, ※摩尼山管理事務所基準
(인천광역시 강화군 화도면 상방리 402-2, ※마니산관리사무소 기준)
[道路名住所]
仁川広域市江華郡華道面磨尼山路675番キル 18 ※摩尼山管理事務所基準
(인천광역시 강화군 화도면 마니산로675번길 18 ※마니산관리사무소 기준)