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雪岳山の紅葉狩りをするために、10月24日からこちらのホテルに３泊しました。ホテル直近のバス停名は「ハンミ サンジャン 한미 상장」です。ここには７番と７‐1番バスが停まりますので、雪岳山に行きたい時には山に向かって走るバスに、束草の街に行きたい時には海に向かって走るバスに乗れば目的達成です。
と、後になって思えば至極簡単明瞭な事なのですが・・・。
束草到着の夜、雪岳パークリゾートに行くべく雪岳山入口から７-1に乗りました。このホテルはコネスト地図上では「雪岳山宿泊村」にあります。また、バスアプリには「韓屋村」という名前も同じ道路沿いに見受けられます。他にも「民泊村」なんていうのもあったりして、外来者にとっては紛らわしい事この上なしの田舎道です。この期に及んで降りるバス停を間違えたら、日没後の山村の暗い道を相当距離歩かなければならず、楽しむために遥々出掛けて来たことを後悔する大事件に発展してもおかしくないので絶対に下手してはいけないという覚悟で、慎重に車内アナウンスに耳を傾け、バスアプリとコネスト地図とグーグルマップを駆使し、ホテル直近のバス停で降りました。
この時、雪岳山に着いたという高揚した気持ちと移動の疲れでなかなか冷静な判断ができなかった事に加え、車内暗く、アナウンス聴き取れず、昇降客少なく、バスは停まることなく高速で山道をガタピシと突っ走りぃの、五感メッチャクチャな自分は自暴自棄になりぃの、と条件が揃い過ぎてフライング降車という、お決まりの結末です。バス停たかだか４個ほどですが（ㅠ ㅠ ㅠ ）。
バスを降りた所にはホテルがある様子もなく、暗くて目印も見えず、ええい！ままよ！雪岳山のバス道を、あちらへこちらへ・ワッタガッタかなり歩き、辛うじて開いている御店で訊きもしました。夜道の不審者一人。ただでさえ数軒しかない御店は全部閉まっている。教会の灯りも消えている。薄っすらと灯る街燈以外は漆黒の闇。最終手段は、この道路を偶に走る車の前に飛び出して「トワジュセヨ～！」とバンザイして叫ぶ事。それを実行する羽目になるのか、自分？！など疲れた頭と体に鳴り響く警報を聴きながら、歩きに歩いてやっと辿り着いた灯りがキャンプ場の管理棟のもので、そこのお兄さんの姿を見た時は、これまでの韓国旅行で一番安堵しました。お兄さんは親切にも変な外国人の下手な韓国語を一生懸命に聴いてくれて、タクシーを呼んで運転手に状況を説明し、雪岳パークリゾートのホテル名と住所もしっかりと運転手に伝えてくれたのです。命の恩人。夜の９時に近かったでしょうか、やっとホテルに着きました
ところで、この雪岳パークリゾートですが、年代物、小中学生の団体宿泊多し、ワイワイガヤガヤ、ギャー、ウォオー、ドッタンバッタン、ガッチャングッチャンといった音が自室の中までよく響いてきました。そんなもんだと了解すればそんなもんです。
雪岳山までのバス移動時間がちょっと勿体なくなってしまいますが、束草の街中の小綺麗な宿泊所を選んだ方が、気分的にも買い物の利便性的にも食事処困りません度的にも正解だったかも知れない、と一つ勉強しました。草束の街中から雪岳山終点までバスで２０～３０分でしょうか。寝泊まりする部屋が快適である事や食堂や御店が沢山ある事などは、山までのバス往復１時間の浪費を凌ぐ有り難さがあります。アドヴェンチャーを求める方には超お勧めのホテルです。
このバス通りは明るい時に見ると、大変素敵な所でした。
floweryuki さん
予想外のアドヴェンチャーでしたね。
実は私も一昨年の冬に、こちらのリゾート付近にあるハネムーンハウスという名のお一人様を想定してなさそうなホテルに一人で泊まりました。
日の出前後の朝イチに雪岳山へ行くには、夜も開いてるお店があるので良い場所ですよね。
私が訪れたときも、途中の橋が工事中だったために、検索したルートを外れたバスが川沿いを猛スピードで駆け抜けて、雪岳山からグングン遠ざかった時には、膝の震えが止まりませんでした(笑)
その後、元のルートに戻り事なきを得ましたが…
まあ、トラブルも切り抜けてしまえば笑い話になりますね。
maiko3150さん
こんばんは、御返信ありがとうございます。
そうなんですよね。今となっては笑い話ですが、一歩間違えると翌日の新聞の三面トップを飾っていたかも知れません(笑) 現地事情が掴めないというのは、何とももどかしく、事ある毎に要らぬ高揚や震えが押し寄せてきて、アドレナリン ラッシュです。
そんな思いをしてまでも山に呼ばれて登って降りて、雪岳山とは何と素晴らしい所でしょうか。季節ごとに何度も散策したいという欲ばかりが増え、歳を忘れてしまいます。
- 最終更新日
- 16.06.20
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