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日本語にひらがな・カタカナがあるように、朝鮮半島にも固有の文字があります。それが朝鮮王朝第4代王、世宗(セジョン)大王によって創製された「ハングル」です。当時の社会で支配層を中心に使用されていたのは、韓国語と言語体系が異なる中国の漢字。ハングルは一般民衆にも分かりやすい独自の文字を、という世宗大王の思いから考案され、1446年に解説書「訓民正音(フンミンジョンウン)」が公布されました。韓国では1970年、大統領令により「訓民正音」が公布されたと推定される10月9日を「ハングルの日」に制定。世宗大王の功績を称えるとともに、ハングルの普及・研究を奨励する日と定めています。 |
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はじめて「ハングルの日」記念式典が行われたのは1926年、「訓民正音」公布480周年を迎えた年でした。しかし当時は「ハングルの日」ではなく、「カギャの日」と呼ばれていたそう。ところで「カギャ」って一体何でしょう? 実はこの時代、まだ「ハングル」という用語が一般的でなかったため、ハングルを学ぶ時、「カ、ギャ、コ、ギョ…(ハングルの基本のハングル表最上段を参照)」と発音しながら勉強していたことから「カギャの日」になったとか。現在のように「ハングルの日」になったのは翌年の1927年。国語学者たちの団体で「カギャの日」制定の中心となった朝鮮語研究会により、「ハングルの日」に改称されました。 |
| 「ハングルの日」は1970年に祝日として制定されましたが、現在は祝日でない「国慶日(クッキョンイル)」に指定されています。この日はソウル市内はもちろん、韓国各地で作文大会や記念式などハングルをテーマにした様々なイベントが開催されます。 |
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| また、テレビや新聞では韓国語に関する特集番組や記事が組まれたりします。世宗大王のハングル創製精神にちなみ民族文化の発展に寄与した個人・団体に贈られる「世宗文化賞」の授賞式も、毎年10月9日に行われます。 |
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| 「偉大なる(=ハン)文字(=グル)」の意を持つハングル。韓国語を勉強したことがある人なら、他の外国語に比べて随分覚えやすいと感じたことがある人もいるのではないでしょうか?
学びやすさだけでなく、すべての音を詳細に表記できる文字体系、他言語の影響を直接的に受けることなく作られた独創性など、ハングルには世界の言語学者も高く評価する優れた特徴があります。また、文字の原理や使用に関して説明した「訓民正音」は、その理論の整然さから韓国の国宝第70号に指定され、1997年にはユネスコ世界記録遺産にも登録されています。韓国語を学んでいる人はもちろん、そうでない人も、ハングルの日を機会にハングルの歴史やその仕組みに触れてみれば、今日韓国人が誇るハングルの素晴らしさを実感できるかもしれませんね。
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| 最終更新日:01.10.09 |
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