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鍋・スープ料理

チゲ・タン(찌개・탕)
ヘムルタン
辛さレベル: 価格帯:9000-12000W (1人前)
日本語にすると「海鮮鍋」。ワタリガニ、イカ、海老、タコ、アサリ、ホタテ、ハマグリ、ムール貝などの海産物を、コチュジャン(唐辛子味噌)をベースにしたスープで煮る。セリやネギ、大根などの野菜も入っているので色どりも豊かで、栄養面でもバランスがとれている。

コッケタン
辛さレベル: 価格帯:10000-20000W (1人前)
ワタリガニ(コッケ)の入った鍋料理。ワタリガニ以外には大根、エホバッ(韓国カボチャ)、長ネギ、春菊などの野菜が入る。真っ赤で辛いスープが染み込んだカニの身がたまらないくらいにおいしい。身の部分もそうだが、それ以上に舌を満足させてくれるのが、このカニの汁が溶け込んだスープ!カニの濃厚な味がはっきりとわかるくらいのこのスープだけでもご飯がすすみそうなほど。カニを食べ終わった後は、シメとしてスープにご飯を入れ、炒めて食べたりするのが定番である。

プデチゲ
辛さレベル: 価格帯:4500-6000W (1人前)
日本語にすると「部隊チゲ」。朝鮮戦争当時に物資不足で悩んでいた人々が米軍から分けてもらったハムやソーセージを、韓国人の国民的料理である、キムチチゲに入れて食べたのがはじまり。その他に野菜、チーズ、ラーメン、お餅など冷蔵庫にあるものを好きなように入れて食べるのが現在のプデチゲのスタイルになっている。一般的な食堂でも食べられるし、本格的な専門店もあるが、どこで食べても値段が安い割に量が多いので、おトク感の高い鍋料理でもある。

補身湯(ポシンタン)
辛さレベル: 価格帯:8000-10000W (1人前)
「身を補う湯」と書いて補身湯(ポシンタン)で、食用の赤犬を使った犬鍋である。茹でた肉を細く裂き、唐辛子ベースの辛目のスープで長ネギ、セリ、エゴマの葉などと共にぐつぐつと煮込んで作る。味は思ったほどクセはなく、肉も鶏肉を少し硬くしたような味。ただ、臭いが少しきついので、エゴマの葉をすったものを大量に入れて臭い消しにする。サムゲタン(参鶏湯)と並ぶ夏のスタミナ料理の代表格とされていて、初伏(チョボッ)、中伏(チュンボッ)、末伏(マルボッ)とよばれる、暦の上でもっとも暑いとされる日によく食べられる。また手術後の回復用にお医者さんがすすめるというくらいで、それだけ栄養に関しては認められている料理である。

カムジャタン
辛さレベル: 価格帯:5000-7000W (1人前)
肉がついた豚の背骨と一緒に、じゃがいも、エゴマの葉、ネギ、ニンニクなどを入れて、ピリ辛のスープで煮た料理。じゃがいもが入っているから「カムジャタン」になったという説、使用する背骨が「カムジャ骨」と呼ばれる部位だから、という説、2つがある。箸ではさめないほど大きな骨についたお肉が、アツアツのジャガイモ、辛めのスープとよく似合う。ボリュームの多い料理だが、韓国ではお酒のつまみに食べられることが多い。ソジュ(焼酎)とよく合うからというのがその理由の一つである。お店によっては残ったスープでポックムパプ(チャーハン)を作ってくれるところもある。

スンドゥブチゲ
辛さレベル: 価格帯:3500-5000W
純豆腐(スンドゥブ)と呼ばれる、固める前のやわらかいおぼろ豆腐のような豆腐がたっぷりと入った辛めのチゲ。チゲは鍋料理を総称して言う言葉。お店でスンドゥブ注文をするニ、ご飯といっしょに出てくる。 アサリや煮干などでダシをとったスープに、アサリ、長ネギ、唐辛子、唐辛子粉などを入れ、先ほどのスンドゥブをたっぷりと入れてグツグツと煮る。最後にグツグツと煮立っているところに生卵を割りおとして完成。唐辛子が入っているために、味はなかなか辛いが、この生卵がその辛さをマイルドにしてくれる!韓国料理の中でも辛い部類に属するにもかかわらず、日本人にも人気があるメニュー。

テンジャンチゲ
辛さレベル: 価格帯:3000-5000W
テンジャンは韓国味噌のことで、チゲというのは鍋料理の総称をさす言葉。牛肉、アサリ、煮干などでダシをとったスープに豆腐、ジャガイモ、長ネギ、エホバッ(韓国カボチャ)、唐辛子、そして韓国味噌を入れてグツグツと煮込んで作る。日本では「味噌は一番最後に入れるもの」という概念があるが、韓国味噌は逆に煮込めば煮込むほど味がでると言われているのである。このテンジャンチゲはキムチチゲと並ぶ韓国でもっとも大衆的な料理のひとつで、家庭の食卓にもよく登場する。ほとんどの食堂で食べることができ、また焼肉店などでは、肉を食べた後のシメとしてテンジャンチゲとご飯を食べるのも一般的。韓国の味噌はこうじ味噌のようで、臭いが日本の味噌よりもクセがありきついのが特徴で、最初は少し臭いが気になるという人もいるかもしれない。

チョングッチャン
辛さレベル: 価格帯:3000-5000W
漢字で「清麹醤」と書き、大豆を発酵させて作った味噌、またはそれで作ったチゲのこと。タムブクチャンとも言われる。大豆を発酵させて作ってあることから、日本の納豆に似ており、臭みも味も独特なので韓国人でも苦手な人がいる。豆腐、ネギ、キムチ、青とうがらし、場合によっては牛肉などを入れて煮込む。日本人で納豆は大丈夫でも、このチョングッチャンは食べられないと言う人もいる。ホンオ(ガンギエイ)、ポンテギ(蚕の佃煮)と並んで、韓国の臭いの強烈な料理の1つ。

キムチチゲ
辛さレベル: 価格帯:3000-5000W
その名の通りキムチが入ったチゲ鍋。チゲというのは鍋料理の総称のこと。日本でよくチゲ鍋という言葉を使うのだが、これを訳すと「鍋鍋」ということになってしまうのだ。キムチチゲはキムチ酸っぱくなった白菜キムチ、豚肉、豆腐、長ネギなどが入る。調味料はあまり使われない場合が多く、酸っぱくなった白菜キムチ自体が美味しいスープの素になる。一般韓国料理店をはじめ、専門店、家庭でも作られることが多い。韓国料理の中でも1、2を争うポピュラーな料理である。仲間に、ツナの缶詰をまぜた「チャムチキムチチゲ」、サンマの缶詰をまぜた「コンチキムチチゲ」などがある。

トックッ
辛さレベル: 価格帯:3000-4000W
シコシコした歯ざわりの食べやすいお餅を入れたスープ。まさに韓国版のお雑煮ということができる。日本のお雑煮ではやわらかくて伸びるお餅を使って長寿を願うが、韓国では細長い餅(ガレトッ)を使用することで長寿を願う。その長細い餅を斜めにカットしたものは、もとの量よりも多く見えることから豊作の願いもこめられていると言われている。白は韓国では「純粋」とか「真実」、「厳粛」、「長寿」、「始まり」などを象徴する色。ソルラルはどんな食べ物よりも清らかなものを。というので真っ白なガレトッが入ったトックッを食べる。今は色々なものをトッピングして彩りも綺麗だけれど、昔は何も入れない真っ白な「素トック」もあった。 他に北朝鮮風のトックッで、雪だるまみたいなお餅がかわいい「ジョレンイトックッ」というものもある。
冬は鍋であったまろう!             

最終更新日:06.10.10
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