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韓国の文化と生活
コネスト記者コッコが紹介する社食シリーズ、第3回目は韓国有数の企業グループ「CJグループ」にお邪魔しました。グループの前身となった食品製造部門をはじめ、生活用品やエンターテインメントなど、生活文化全般にかけて幅広い事業を手がけているCJ。その企業モットーは、「健康・楽しさ・便利」!明るく積極的なイメージで、韓国人学生の「就職したい会社ランキング」では上位常連という人気企業の社食をレポートいたします!
日本人にも意外に身近なCJ
やってきたのは、ソウルヒルトンホテル のすぐそばに位置するCJグループ本社ビル。16階建ての社屋には、持ち株会社の「CJ株式会社」や総合食品会社の「第一製糖(チェイルジェダン)」、ITインフラ部門の「CJシステムズ」など、様々なグループ企業が入っています。CJとはグループの前身となった第一製糖の英語表記「Cheil Jedang」の頭文字からきています。
韓国では言わずと知れたCJですが、旅行者の方々も様々な場面で目にする機会があるはず!人気土産のひとつである旨味調味料「タシダ」や、韓国在住者ならおなじみのパックご飯「ヘッパン」もCJが販売元。また映画館「CGV」や「COLD STONE CREAMERY 」、パン屋「Tous Les Jours」、「bibigo(旧cafe SOBAHN) 」、仁川国際空港 内のフードコート「FOOD ON AIR」、金浦国際空港 国内線内の韓国料理店「サランチェ」などもCJが運営しているんです。さらに、生活・衛生用品で有名な日本の「ライオン社」商品の韓国販売元にもなっています。
タシダ
COLD STONE CREAMERY
CJ LION社の製品
最高のビューが自慢の社員食堂
さて、エレベーターで目的の社員食堂へ向かうコネストスタッフ。同行してくれた担当者が押したのは、最上階の16階!普通、最上階には役員室が配されることが多いですが、こちらでは食堂からの眺めが優先されたそう(役員室は15階)。窓際に座ると南山(ナムサン)とNソウルタワー を一望でき、見晴らしは最高!秋の紅葉のほか、春は桜、夏は青々とした木々、冬は雪景色と、四季折々の景色を楽しめます。
食堂の片隅には、CJが運営するカフェ「A TWOSOME PLACE」があり、かなりお得な社員価格で利用できるようになっています。昼食時間を除けば食堂内はとても静か。こちらのカフェでドリンクを注文して食堂でミーティング…という人も多いんです。
食堂へは4機のエレベーターが隣接しているので、人の移動も予想外にスムーズ。また昼食の時間を11:30〜13:30とフレキシブルに設定しているため、ピークの12時でも食堂外に長い行列ができないそう。
コネスト記者、食堂入り口で面白いコーナーを発見!年に数回、健康をテーマにイベントが行われるそうで、取材時には「内臓脂肪を減らそう!」というキャンペーンを実施中でした。メタボ脱出は韓国でも会社員の大きな悩みのタネなんですね〜。
自社製品が当たるクイズも
カロリー表示を見て思わずドキッ
食堂を取り仕切る、栄養士のイ・スンヒさんにお話を伺いました。
「韓国の社員食堂は大抵地下にありますが、CJは眺めの良い最上階にあるのが何よりの自慢ですね。インテリアも画一的にならないよう、色やデザインにこだわっています。メニュー面では、社員の趣向に合った料理を提供するよう心がけています。20代から50代まで多様な年代の社員がいるので、年齢層による好みの違いを研究したり意見を聞いたりしてメニューを考案しています。また、社員とコミュニケーションを図れればと、食堂入り口に用意したノートに毎日メッセージを書いています。」
▲ イ・スンヒさん
イさん手作りの週間メニュー表
味評価グッズとメッセージ入りのノート
味も彩りも抜群のメニューは2種類
混雑がやや収まった12:30、お腹ペコペコのコネスト記者も配膳コーナーへ。メニューは毎日2種類が用意されています。精算は入り口の機械にIDカードを当てれば完了!配膳コーナーはメニューによって2手に分かれています。「どっちにしようか迷う〜!」と分岐点で悩む人も多いのだとか。
調理場別途のため見た目スッキリの配膳コーナー ▶
配膳コーナーの先にはサラダバーが準備されています。会社員に不足しがちな生野菜も、こんなコーナーがあれば十分に補えそう!
トゥッペギ(土鍋)プルコギ
山菜ビビンバ
こちらの食堂の魅力は、毎日2つのメニューのうち1つは直火にかけて出されるアツアツの料理を味わえること。ということで、コネスト記者も土鍋に入ったプルコギ「トゥッペギプルコギ」を選択!メニューによって付け合せのおかずを微妙に変えているあたり、なかなかこだわっています!
炎に包まれるたくさんの土鍋
大好物のプルコギだー!
おかずはプレートに好きなだけ盛り付けられるから、何だかレストランのバイキング気分。食べる量だけ盛るから、食べ過ぎや物足りなさを感じないのが嬉しいですね。メイン、おかずともにご飯にピッタリのメニューがそろっていて、コネスト記者はもちろん残さず食べきりました!
★お食事中に失礼します!★
食堂を利用する時はいつも一緒という仲良し4人組にインタビューしてみました!
チェさん: ほぼ毎日利用していますが、美味しくて便利な点が気に入っています。
イさん: 好きなメニューは出来立てで出されるスープ類ですね。
◀ (右奥から時計回りに)キムさん、チェさん、キムさん、イさん
結婚式を次週に控えて終始笑顔だった(!)キム・ジョングッさん。
「1週間に4回ほど利用しています。外で食べると、待ち時間も長いし何を食べようか迷ってしまいますが、社食はそういった面倒がないので良いですね。」
企業モットーの結晶体ともいえる便利で楽しい社食
いかに回転率よく食事を提供できるかということだけでなく、利用する社員の便利さ・心地よさが最重要視されているCJグループの社食。また栄養バランスにこだわりつつも、年代別の食の好みを把握しニーズに合わせて提供している点などは、「さすが韓国の食品・外食産業を担ってきた大企業!」と思わせるものがありました。「健康・楽しさ・便利」―そんな企業モットーがにじみ出ている社食でした!
*おまけ* コネスト記者コッコが聞いた「ココだけのハ・ナ・シ」 若者に人気のカフェやレストラン、アミューズメント施設など、人気スポットを多彩に運営しているCJグループ。もしかして、社員なら割引を受けられたりするんでしょうか?
男性社員P: もちろんです!社食内のカフェも路面店と品揃えは同じで、しかも価格はほぼ○分の1です。弊社で運営している映画館も社員だったら格安でチケットが手に入るので、よく利用しますね。あ、社屋内にはフィットネスクラブもあって、これまた信じられないような低価格で通えるんですよ。福利厚生面では本当に恵まれていると思います。
事業内容: 総合食品事業、製薬事業、ホームショッピング事業、エンターテインメント事業
社員数: 16,000人(うち本社勤務は約700人)
ホームページ: http://www.cj.net/
<社食データ>
所在地: ソウル市 中区(チュング) 南大門路5街(ナンデムンロオーガ) 500
営業時間: 朝食7:40〜8:20、昼食11:30〜13:30、夕食19:00〜19:30
一日平均利用者数: 朝食30人、昼食500人、夕食80人
一食の価格: 朝食2,000ウォン、昼食・夕食3,500ウォン
メニュー数: 約500種類
社員以外の利用: 不可