2016年11月30日をもって閉じていました>< 遺品は国立民俗博物館に移管しているようです

アンニョンハセヨ、コネストです。
閉館を確認し、記事を処理いたしました。
​この度は貴重な情報をお寄せ下さり、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

南山公園の地図を見ると、けっこう大きな字で「地球村民俗教育博物館」という名前が出てきます。周囲には「金九像」「李始栄像」に「安重根義士記念館」と、愛国系施設が多いので、この博物館も大韓民国への愛に燃える内容かと思いつつ、２日ほど前に行ってみました。

南山公園の頂上部分に位置する、「教育研究情報院」という役所風の建物の２階と３階が博物館のようです。３階から入ってみたところ、入館者が氏名を書くらしいノートが置かれた受付には誰もいません。ついでに、展示室も無人です。

農業器具、ペルーの武人、アフリカの木彫など見たり、太鼓や木琴を叩いたりしてから階段で２階に下りたら、受付に係員が座っていました。本来、こちらが正しい観覧開始点＆受付のようです。

国・地域ごとではなく、「武器」「酒」「衣服」というふうに、テーマごとに全世界の生活用品が陳列されています。「地球村」と言いつつも、ロシア（は、１点だけあったような）と中国以外の旧・社会主義国（東欧・中央アジア・コーカサス）や、中東の殆どの国など、全く触れられていない国と地域も多い気がしましたが、まあ、あまり気にしないことにします。

２階の受付女性が、地階に科学館があるというので行ってみました。民俗教育博物館同様、非常にレトロな趣きのある場所です。なお、入口付近にあるスポーツジムのエアロバイクのような機械は、公園の運動器具・・・ではなく、人力発電機です　

大阪の民族学博物館などと比べると「公民館」「展示室」レベルですが、南山公園まで来られて時間があるときに、ちょっと覗いてみられると面白いかもしれません。　

ちょっと探偵ナイトスクープのパラダイス入りしそうな雰囲気を醸し出していますね
日本がどんな展示だったのか気になるところです。
まさかちょんまげとかでは無いですよね？

こんばんは。科学館はちょうど小学生団体で賑わっていましたが、地球村は私一人で、贅沢というより、何か間違った場所に来てしまったような違和感を味わいました

ここで「国・地域」の展示があるのは「アフリカ」と「ペルー」くらいでした。より遠い国、あまり行かなそうな地域に絞ったのか、じつは寄贈・個人収集ベースのコレクションなのか（入場無料ですし）は分かりませんが。

日本も個別展示はなかったですが、テーマ別展示（酒とか家具とか）に頻繁に登場していました。ひとつ不思議に思ったのは、「武器」ケースのカブトです。隣りのフランス兜に比べ非常に小さく、とても成人用には見えませんでした。もしや、五月人形とかと一緒に使う「装飾用」・・・？　

個別に展示があるのがアフリカとペルー位というのが何か不思議ですね
それにしても日本の兜・・・
隣の立派な兜と差があり過ぎ。

この施設、近くを通るたび（軽く１０年前ですが…）気になっていました！

いつも、子どもたちの姿があったので、子ども向けの施設なんだろう、くらいの認識でしたが…。

なんというか…いつまで維持されるのか心配になるような中身ですね。

リニューアルされたりってことは、あるのでしょうか（笑）。


いつもながら穴場スポットのご紹介、楽しませていただきました～。

こんにちは。この博物館、10年以上前からこの姿だったのではという雰囲気ですが、学校の遠足とかの行き先は、そう頻繁に変更されるものではないですからね・・・。

一気に閉館したら悲しいですが、リニューアルされて今とは別モノになるのも、それはそれで寂しいかもしれません。１年に１回ぐらいずつ、そっと様子を窺いに行きたい場所です