済州島に行った際にどうしても行きたいと友人のうちの1人が言うので、半ば強制的に行ったのがこのラブランドでした。
「
ラブランド
」と聞いて、最初は何かわからなかったのですが、なんてことはなく日本にも熱海などの温泉場にある秘宝館の公園バージョンでした
私は別に行っても行かなくてもどちらでも良かったのですが、意外と行って見たらしっかりした施設だったので驚きでした。
入場料は一人7000ウォン。
かなりの広さの公園に、クチコミで書くにはためらわれるようなHな置物やオブジェ、人形、模型などがたくさん展示されています
具体的な説明ははばかられるので写真をご覧ください。いろいろな所にエッチな仕掛けが施されています。
私はいまさら恥ずかしがるような年齢ではないので、なんてことなくむしろ楽しめましたが、
一緒に行ったまだうら若き乙女の心を忘れずにいるもう一人の無理やり連れて行かれた友人は、見たくもないおバカでHな展示の数々に怒りを通り越してあきれていました。
冗談のわからない方は行かれないことをおすすめします。
ただ驚いたのは、老若男女問わず韓国人のお客さんが本当に多かったです。
若い女性同士から、グループデートの20代前半のカップル、おじさんおばさんの団体さんまで、意外と皆照れもなく楽しんでいました。聞くと済州島の博物館は小さいものから大きいものまでものすごい数があるそうですが、そのほとんどが赤字経営の中、このラブランドは黒字経営だそうです。
確かに良い意味で昭和のにおいがするキッチュな印象を受ける日本の秘宝館と違って、オブジェが無駄にでかかったり、アートっぽい作品としてきちんとひとつひとつの展示がそれなりの水準を保っているのであまりいやらしい感じが私はしませんでした。
あとは園内がきちんと手入れされた状態で管理されているから、箱根の森美術館のような野外型の現代美術館を散策しているような気分になりました。
夜遅くまでやっているのでその点も良いと思いました。
もう行くことはないと思いますが済州島に行ってちょっと風変わりな韓国を楽しみたい人にはおすすめじゃないかと思いました。
ちなみにラブランドの情報はネットでも日本語ページがありますし、済州国際空港にもパンフレットが日本語版で置いてあります。