◆訪問日時　2014年8月11日（月）11:10頃

◆入場　無料

◆感想

○大きな石、小さな石、複数の方式、石を切り出す痕跡が見えたりとバリエーション豊富で楽しめた。
　
○孝山里と大薪里をにかけての5kmあまりの渓谷に596基もの支石墓が散在。

①支石墓群の入口にある門的なものだが、結局この石が一番デカイ。

②④整備されていてハイキングコースとしても良いのではないか。
　実際その様に整備もされている。車で回る事も出来る。

③碁盤式の四角くて大きなもの。写真では表しきれない迫力がある。

⑤比較的小さなものも点在。

⑥これらは支石墓というよりその密集具合から途中過程のものではなかろうか。

⑦これはビンメバウイ支石墓と言って200トン以上ある世界最大の支石墓だそう。

⑧カクシバウイ採石場。韓国はこういった石の多い国である事からも支石墓が多いのだろう。

○支石墓にも色々な形態の物がある。
　
　卓子式、テーブル式⇒テーブルのような形で上に乗る石（上石）が平たく、支える石も大きく高い。
　主に漢江以北から中國の遼寧地域に集中分布しているため北方式とも呼ばれる。
　分布の南限は全羅道では霊光、唐津、慶尚道では居昌。
　大型のものは墓ではなく主に祭壇や記念物として築造されたものだそう。
　
　碁盤式⇒上に乗る石を小さな石複数で支えている形。湖南と嶺南地方でのみ見られる形態で、
　北朝鮮にはないそう。これらの分布から南方式とも呼ぶ。
　
　他に支える石がない蓋石式、済州式とも言う圍石式もあるそう。