10月4日(月) |
<清渓川(清渓滝~広橋) 設置美術 五色燦爛>
12名の作家、そして美術分野で有名な 弘益(ホンイッ)大学や韓国芸術総合大学芸術学部の教授・学生たちによる野外美術展「五色燦爛」。市民の憩いの場である 清渓川(チョンゲチョン)に、テーマを色で表現した作品が設置されています。清渓川を散歩中の市民は、風にはためくうちわを見上げたり、またボードに思い思いのメッセージを書くなど、新たなアート空間を楽しんでいました。 |
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<光化門広場 花咲く4月 Blossoming April>
光化門(クァンファムン)広場では、都会の地中深くに隠れていたお化けたちによるダンスパフォーマンスが繰り広げられました!怖いようだけどどこかかわいらしいお化けたちはゆっくりと起き上がり、転がり、そして次第に躍動的に動きながら外の世界との対話を試みます。観客も次第にお化けたちの誘いに応えていき、会場に笑顔と踊りの花を満開に咲かせました! |
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<光化門広場~清渓広場一帯 色のある人々 Colored People>
原色のボディペインティングを身にまとった俳優たちが、都心に埋もれた自身の色を探しに光化門広場や清渓広場を駆け巡ります。時には人並みをかきわけ市民に近づいてみたり、あるいはポーズをとって立ち止まります。観客は驚きながらも「色」という共通点を通して心を通わせます。都会の町並みを鮮やかに染めていく彼らは大きな注目を集めていました! |
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<汝矣島漢江公園 マジックマイム Magic mime>
ところ変わってこちらは 汝矣島(ヨイド)漢江公園。漢江(ハンガン)に浮かぶ公演場フローティングステージの前では、韓国人パフォーマーによるマジック&パントマイムショーが行なわれました。観る人すべてが幸せになる魔法の時間!次から次へと登場する手品や風船アートなど、観客を巻き込みドタバタ劇を繰り広げます。即席の掛け合いもおもしろく、ユーモアいっぱいのショーに会場から笑いが止まりませんでした! |
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<汝矣島漢江公園 即興マイム劇 Playback Theatre>
観客からの話を聞き、即席で表現するマイム劇。この日のテーマは「秋」。色とりどりの布、そしてしなやかな踊りから秋にまつわる思い出を再現していました。自分の思い出と重ね合わせるかのようにみなさん舞台に集中して見入っていましたよ。 |
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<汝矣島漢江公園 ティラノサウルス T-rex>
ソウルに突然現れた恐竜との出会い!ティラノサウルスを通して先史時代にタイムスリップできる、オーストラリアのグループによる特別公演です。恐竜は漢江公園をぶらつきながら、時にはヘチ(ソウル市のマスコットキャラクター)と争ったり?!子どもから大人まで恐竜に出くわす驚きと楽しみを満喫していました。 |
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10月2日(土) |
2日は待ちに待ったフェスティバルの開幕日ですが、あいにくの雨模様で客足も若干少なめ。それでも本会場となった汝矣島漢江公園では、公演をはじめ体験コーナーや付帯ブースも多数出店していました。開幕式のある夕方以降は来場者も増えはじめ、徐々にフェスティバルらしい雰囲気が出てきました。 |
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<ジャズ in 仙遊島>
漢江の真ん中に浮かぶ、自然溢れる公園、 仙遊島(ソニュド)公園。人々の憩いの場が、ジャズの音色に包まれたのが「ジャズ in 仙遊島」です。特設ステージでは、予定より少し遅れて演奏がスタート。雨音としっとりとしたジャズの音色が融合しており、野外ならではの開放感も含め、味のある舞台となりました。 |
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<ソウルリバー Soul River>
雨の影響で、野外の公演は中止や時間の変更を余儀なくされるものもありましたが、4つのテントで行なわれる室内公演はその心配もなし。チョロッ(緑色)劇場で開かれたのは、ソウルの象徴である漢江をモチーフにした舞台「ソウルリバー」です。力強い打楽器や川のうねりを表現したダンスなど、しなやかでダイナミックなパフォーマンスが観客をひきつけていました。 |
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<色のある人々 Colored People>
会場に突如現れた、全身をペインティングされた人々!?実はこれも公演の1つ。会場を隣にして同時開催されている「ソウル市創作空間フェスティバル」との連携プログラム「色のある人々」です。プロのほかに、公募により選ばれた市民パフォーマーたちが観客を引き連れて会場のあちこちを移動。異色の空間を作り上げていました。 |
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<その他公演>
麻浦(マポ)大橋の下も舞台に早替わり。仮面で顔を覆ったパフォーマーがシュールな演技を繰り広げる公演「今日みたいな日」や、ポーランドのグループが古典を路上劇として甦らせた「ドンキホーテ」などが行なわれました。その他、劇場内やブースでは、事前公募制の参加者体験型プログラムも実施されました。 |
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<善良な消費キャンペーン Good Buy/各種ブース>
フードコートや屋台ブースもフェスティバルならではの楽しみ。 トッポッキや チヂミ、 ティギム(てんぷら)といった韓国料理のほか、国内生産された米や野菜、高麗人参など特産品コーナーも。またフードコート向かいで実施されたのは、収益が福祉事業に充てられる「Good Buy」キャンペーン。お絵かきコーナーやフェアトレード商品の販売など、来場者が接しやすい形で国際協力や福祉について考えられるブースが展開されていました。 |
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<開幕式/オープニングガラショー「Oh!ノンバーバル」>
夕方以降も雨が降り止む気配はありませんでしたが、開幕プログラムは公演時間を短縮しながら予定どおり実施されました。開幕宣言の後に始まったオープニングショー第1部は、韓国ノンバーバル界の代名詞「 NANTA(ナンタ)」と、カナダのグループ「スクラップアーツミュージック」の合同公演。第2部では前日に引き続き、アート花火ショーも行なわれ、家族連れやカップルなど多くの観客で賑わいました。 |
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