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ハイソウルフェスティバル2010フォトレポート

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漢江(ハンガン)を華やかに彩る花火ショーで幕を開けた、2010年のハイソウルフェスティバル。10日間のお祭り期間を経て最終日の10月10日(日)、多くの人々の笑顔と歓声に包まれるなか無事終了しました!「ノンバーバル(非言語)」がテーマとなった今回は、言葉がなくとも多様なしぐさや表情で観客を魅了するユニークな公演が多数繰り広げられました。出演者も韓国国内のパフォーマーのみならず、欧米各国を代表する劇団が大勢参加し、より国際色豊かなお祭りとなりました!
10月10日(日)
高く澄みきった青空が広がり、心地よい秋の日となった最終日。閉幕公演の舞台盤浦(パンポ)漢江公園には、家族連れをはじめ、たくさんの人が詰め掛けました。午後からスタートした行事は漢江にかかる盤浦大橋の下にある潜水橋(チャムスギョ)などで開催。普段は車道としても使われている潜水橋ですが、この日は「エコブリッジ」と名づけられた歩行者専用道路に変身しました!
<世界ストリートパフォーマンスパレード>
歩行者天国となった潜水橋では、フランスやオーストラリア、スペインなど、今回のハイソウルフェスティバルに参加した7カ国13のパフォーマンス集団による「世界ストリートパフォーマンスパレード」が行なわれました。個性的な衣装に身を包み、楽器演奏や踊りなどを披露しながら練り歩く出演者たち。沿道の観客と交流する様子も見られるなど、にぎやかで楽しい雰囲気に満ちていました。
<分かち合いキャンペーン/エコマーケット&エコフード>
潜水橋の歩道では、リユース・リサイクルによる環境にやさしい生活を目的としたフリーマーケット「エコマーケット」と、オーガニック食品やエコ用品を販売する「エコフード」が開催。環境問題や安心できる食材に関心が高い子ども連れのお母さんたちで賑わっていました。また、韓国の代表的なリサイクルショップ「美しい店」のブースでは、古着シャツを活用したバッジ作りやフェアトレードコーヒーの紹介・販売も。持続可能な地球環境とは何かを大勢の市民が考え、実践してみる意味あるイベントとなりました。
<閉幕特別公演 「人間モビール」>
最終日のクライマックスは、フランスの曲芸集団「トランスエクスプレス」による「人間モビール」。漢江沿いに巨大なクレーンを設置して行なうビッグスケールの公演です。はるか高い空中で繰り広げられる曲芸に、会場を埋め尽くした観客たちはハラハラドキドキ。地上では300名にのぼる市民プンムル隊が伝統楽器を演奏し、熱気と盛り上がりは最高潮に!最後を飾るにふさわしい素晴らしいパフォーマンスが披露され、2010年のハイソウルフェスティバルは無事幕を閉じました。

10月4日(月)
<清渓川(清渓滝~広橋)  設置美術 五色燦爛>
12名の作家、そして美術分野で有名な弘益(ホンイッ)大学や韓国芸術総合大学芸術学部の教授・学生たちによる野外美術展「五色燦爛」。市民の憩いの場である清渓川(チョンゲチョン)に、テーマを色で表現した作品が設置されています。清渓川を散歩中の市民は、風にはためくうちわを見上げたり、またボードに思い思いのメッセージを書くなど、新たなアート空間を楽しんでいました。
<光化門広場 花咲く4月 Blossoming April>
光化門(クァンファムン)広場では、都会の地中深くに隠れていたお化けたちによるダンスパフォーマンスが繰り広げられました!怖いようだけどどこかかわいらしいお化けたちはゆっくりと起き上がり、転がり、そして次第に躍動的に動きながら外の世界との対話を試みます。観客も次第にお化けたちの誘いに応えていき、会場に笑顔と踊りの花を満開に咲かせました!
<光化門広場~清渓広場一帯 色のある人々 Colored People>
原色のボディペインティングを身にまとった俳優たちが、都心に埋もれた自身の色を探しに光化門広場や清渓広場を駆け巡ります。時には人並みをかきわけ市民に近づいてみたり、あるいはポーズをとって立ち止まります。観客は驚きながらも「色」という共通点を通して心を通わせます。都会の町並みを鮮やかに染めていく彼らは大きな注目を集めていました!
<汝矣島漢江公園 マジックマイム Magic mime>
ところ変わってこちらは汝矣島(ヨイド)漢江公園。漢江(ハンガン)に浮かぶ公演場フローティングステージの前では、韓国人パフォーマーによるマジック&パントマイムショーが行なわれました。観る人すべてが幸せになる魔法の時間!次から次へと登場する手品や風船アートなど、観客を巻き込みドタバタ劇を繰り広げます。即席の掛け合いもおもしろく、ユーモアいっぱいのショーに会場から笑いが止まりませんでした!
<汝矣島漢江公園 即興マイム劇 Playback Theatre>
観客からの話を聞き、即席で表現するマイム劇。この日のテーマは「秋」。色とりどりの布、そしてしなやかな踊りから秋にまつわる思い出を再現していました。自分の思い出と重ね合わせるかのようにみなさん舞台に集中して見入っていましたよ。
<汝矣島漢江公園 ティラノサウルス T-rex>
ソウルに突然現れた恐竜との出会い!ティラノサウルスを通して先史時代にタイムスリップできる、オーストラリアのグループによる特別公演です。恐竜は漢江公園をぶらつきながら、時にはヘチ(ソウル市のマスコットキャラクター)と争ったり?!子どもから大人まで恐竜に出くわす驚きと楽しみを満喫していました。

10月2日(土)
2日は待ちに待ったフェスティバルの開幕日ですが、あいにくの雨模様で客足も若干少なめ。それでも本会場となった汝矣島漢江公園では、公演をはじめ体験コーナーや付帯ブースも多数出店していました。開幕式のある夕方以降は来場者も増えはじめ、徐々にフェスティバルらしい雰囲気が出てきました。
<ジャズ in 仙遊島>
漢江の真ん中に浮かぶ、自然溢れる公園、仙遊島(ソニュド)公園。人々の憩いの場が、ジャズの音色に包まれたのが「ジャズ in 仙遊島」です。特設ステージでは、予定より少し遅れて演奏がスタート。雨音としっとりとしたジャズの音色が融合しており、野外ならではの開放感も含め、味のある舞台となりました。
<ソウルリバー Soul River>
雨の影響で、野外の公演は中止や時間の変更を余儀なくされるものもありましたが、4つのテントで行なわれる室内公演はその心配もなし。チョロッ(緑色)劇場で開かれたのは、ソウルの象徴である漢江をモチーフにした舞台「ソウルリバー」です。力強い打楽器や川のうねりを表現したダンスなど、しなやかでダイナミックなパフォーマンスが観客をひきつけていました。
<色のある人々 Colored People>
会場に突如現れた、全身をペインティングされた人々!?実はこれも公演の1つ。会場を隣にして同時開催されている「ソウル市創作空間フェスティバル」との連携プログラム「色のある人々」です。プロのほかに、公募により選ばれた市民パフォーマーたちが観客を引き連れて会場のあちこちを移動。異色の空間を作り上げていました。
<その他公演>
麻浦(マポ)大橋の下も舞台に早替わり。仮面で顔を覆ったパフォーマーがシュールな演技を繰り広げる公演「今日みたいな日」や、ポーランドのグループが古典を路上劇として甦らせた「ドンキホーテ」などが行なわれました。その他、劇場内やブースでは、事前公募制の参加者体験型プログラムも実施されました。
<善良な消費キャンペーン Good Buy/各種ブース>
フードコートや屋台ブースもフェスティバルならではの楽しみ。トッポッキチヂミティギム(てんぷら)といった韓国料理のほか、国内生産された米や野菜、高麗人参など特産品コーナーも。またフードコート向かいで実施されたのは、収益が福祉事業に充てられる「Good Buy」キャンペーン。お絵かきコーナーやフェアトレード商品の販売など、来場者が接しやすい形で国際協力や福祉について考えられるブースが展開されていました。
<開幕式/オープニングガラショー「Oh!ノンバーバル」>
夕方以降も雨が降り止む気配はありませんでしたが、開幕プログラムは公演時間を短縮しながら予定どおり実施されました。開幕宣言の後に始まったオープニングショー第1部は、韓国ノンバーバル界の代名詞「NANTA(ナンタ)」と、カナダのグループ「スクラップアーツミュージック」の合同公演。第2部では前日に引き続き、アート花火ショーも行なわれ、家族連れやカップルなど多くの観客で賑わいました。

10月1日(金)
<前夜祭「アート花火ショー ひと目ぼれ」>
フェスティバルの幕開けを盛大に飾ったのは、フランスのアート花火集団「グループF(Groupe F)」による花火ショー。ステージ上で繰り広げられる幻想的なショーと、ダイナミックな打ち上げ花火の融合は、まさに芸術作品そのものです。この日は前夜祭ながらも約2万人もの観客がつめかけ、汝矣島(ヨイド)漢江公園の特設舞台だけでなく、近隣の大橋の上まで人で埋まるほど。訪れた人たちは皆、秋の夜空を彩った光の洪水に酔いしれていました。

-まだまだ間に合う!明日以降のスケジュールをチェック!-
ハイソウルフェスティバル2010徹底ガイド
-昨年度までのレポートはコチラ-
ハイソウルフェスティバル2009 前編 後編
ハイソウルフェスティバル2008夏
ハイソウルフェスティバル2008春 前編 後編
ハイソウルフェスティバル2007 前編 後編
ハイソウルフェスティバル2006
ハイソウルフェスティバル2005

データファイル
・日時:2010年10月2日(土)~10月10日(日)の9日間 ※10月1日は前夜祭
・会場:汝矣島漢江公園、光化門広場、ソウル広場、清渓広場、盤浦漢江公園、仙遊島公園
・入場料:無料
・予約:一部公演は公式ホームページより事前予約受付(残席あれば当日観覧可)
・問い合わせ:ハイソウルフェスティバル事務局02‐3290‐7000
・ホームページ:http://www.hiseoulfest.org
※予定は変更になる場合がありますので、当日配布のパンフレットで再確認してください。

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  最終更新日:10.10.11
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