2015年08月05日(水) ~ 2015年10月26日(月) |
|
京畿道民俗文化を代表する約200点の展示品 |
ソウルの国立民俗博物館では、8月5日(水)~10月26日(月)まで、京畿道(キョンギド)民俗文化の展示「京畿オットハニイッコ!」が開催されます。
「京畿オットハニイッコ!」は、京畿道はどんなところか、どれだけ京畿道について知っているかを聞くという意味。
この展示会は民俗文化普及と活性化、地域と関連する民俗文化を発信するため、2007年から始まった国立民俗博物館と地域自治道による「民俗文化の年」特別展の一つで、京畿民俗を代表する陶磁器や絵画、民芸品など約200点が展示されます。
北に大きな川が流れ、南は広い平野、東は高い山、西は海に面し、自然を背景にさまざまな生活や民俗が共存してきた京畿道。朝鮮半島中央に位置するので「国の根本となる地」と呼ばれるほど政治と経済、社会、文化の中心であり、ソウルと地方をつなぐ架け橋でした。
今回の展示は「京畿道を知る」、「京畿道と会う」、「京畿道に集まる」の3部で構成されています。足を運べば、京畿道全域を旅行するように展示場を歩き、京畿道の人々の暮らしと民俗を理解できるでしょう。
展示場の壁には、京畿道東西南北各地域の自然と人の姿を盛り込んだ映像と音が放送され、京畿民謡と労働民謡を聞く体験空間なども用意されます。
また、この展示会は11月18日(水)から京畿道博物館に場所を移し、2016年2月28日(日)まで巡回展が開かれる予定です。 |