きのう、仁寺洞マル1階のテイクアウト韓菓店「茶味斎」に寄ってみました。
先月ぐらいには、売場の前面・側面のガラス窓にカップケーキ風のお菓子やプディングが並んでいた気がしますが、今回見てみると何もありません。「お入り下さい」と日本語案内も出ていますが、一瞬「閉店したのでは」と不安を感じる雰囲気です。
ドアを開けてみると、作務衣風の改良韓服姿の男性が何か作業中です。「営業してますか」と訊くと「え、何でしょうか」と驚いた様子です。←ふつう、営業時間中に人が来たら、客だと思うはずですが?
「プディング(オリジナル4000ウォン)ありますか」というと「・・・当店のプディングを召し上がったことはございますか」と、懐疑的な表情で問い返されました。大学路の店
http://comm.konest.com/forumd/9114
で一度食べたというと、なぜか安堵の表情です。
店を出て、ふと入口前のメニューをもう一度見ると「当店のプディングは、もち米を使用したもので、他店のものとは味が異なります」という主旨の解説がありました。卵やカスタードの味がしないので、これはプディングではないと苦情を言う客でもいたのでしょうか。
感じが悪いとかではないのですが、あの「えっ、客が来た
」という対応は何だったのでしょう。前回、同じフロアの飴・伝統菓子専門店「Eat the Yeot」に行った時は、店員くんが店を開けたまま外出中で店内が無人でした。客が来ないことが当然な状態なのでしょうか(入口近くのあんぱん・慶州パン店はわりと客がいましたが)。サムジキル1階の「二男説韓菓」の元気なセールスとは対照的です。
なお、謎の接客を経て購入のプディングですが、甘めの餅がプリンになったような、ライスプディング風の不思議な食感で、美味です。いちおう日本語メニューもあるので、勇気のある方はドアを開けてみて下さいね。
※営業時間は仁寺洞マルの他店舗と同じく10:00~20:00(土曜は~20:30)のようです。