高速ターミナル駅の新世界百貨店地下1階食品売場には、2軒の韓菓店が並んだ伝統菓子コーナーがあります。
今回は、「尹鍾煕伝統トッパン」というほうの店に目がとまりました。餅、ソルギ、薬食・・・と、わりと正統派の品揃えですが、「開城薬菓(ケソンヤックァ)」が可愛い花型なのです。←普通、この「ケソンヤックァ」は四角形や菱形のものが多い気がします。
思わず、ひとパック購入。ラベルを見ると、価格は100グラム当たり××ウォンという設定で確か4910ウォン(実際の請求額は4900ウォン)、賞味期限は約2週間です。「開城薬菓」でない普通の薬菓は賞味期限が半年以上という商品もザラなので(実際は、3ヶ月程度たつとかなり不味くはなりますが)、これは結構短い日数といえます。
層状のパイのような、「開城薬菓」らしい食感です。かなり甘めですが、しつこさはなく、上品な風味です。 3日ほどで完食しましたが、サックリ食感を最も楽しめたのは、やはり購入当日でした。「賞味期限2週間」とはいえ、早めに食べるのが吉のようです。
※ところで、この「花型開城薬菓」、ひとパック4900ウォンの商品は「小」のようで、1個の直径が6~7センチほどの「大」もあることに気付きました(価格は見忘れました)。でも、「小」の方が可愛かったです