韓国女子のファッション変遷

ストリート系のダボダボスタイルが若者の間で流行した2000年代の初め。学生にはダッフルコートやバーバリーのマフラーが爆発的にヒット。2003年くらいからセクシールックやランジェリールックなどと言われる体のラインを強調するものや露出のある服装が登場し始めました。

2004年は丈の短いGジャンが大流行し、フリルのブラウスやミニスカートと合わせる女子が多く見られました。ドラマ「ごめん、愛してる」のイム・スジョンが履いていたアグブーツもヒット。

ボトムはジーパンが定番となり、ブリトニー・スピアーズなど海外スターの影響で股上の浅いローライズジーンズが出回ったのもこの時期。国内のスターでは歌手のイ・ヒョリや女優のチョン・ジヒョンがファッションアイコンとなり、彼女たちのスタイルをまねる女子たちが目立ちました。

2008年は、ドラマ「オンエアー」でキム・ハヌルが身に付けたビンテージのサングラスが話題になるなど、ビンテージ熱が高まります。2009年はスキニージーンズやレギンス、ネックウォーマーが大流行。

若者のブランドへの関心も高くなり、一流ブランドのバッグを持つ女性が目立つようになります。また、周りに流されず自分のセンスでおしゃれを楽しむ人も増え、2010年の人気ドラマ、「パスタ」のコン・ヒョジンのような個性的なカジュアルルックにも注目が集まります。