自然いっぱい、南怡島(ナミソム)で過ごす夏

ソウルから約２時間の距離にある江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)の南怡島(ナミソム)。川に囲まれた地形から夏は涼しく、蒸し暑い都会を離れて涼を求める人々で賑わいます。

夏休みシーズンで、カップルや家族連れ、友達グループなど、韓国の人々が多く訪ねる一方、元祖韓流ドラマ「冬のソナタ」(2002年放送)ロケ地として、今なお訪れる外国人も少なくありません。

車やITX-青春など京春線電車で行けてソウルからの日帰り旅行にぴったりのため、デートコースにも大人気。暑さをものともせずラブラブな雰囲気で散策するカップルたちがいっぱいです。

敷地内を歩いてみると、大きなダチョウをはじめ、リス、ウサギ、鴨、孔雀など、たくさんの動物たちが迎えてくれます。人に慣れており親しみやすいので、小さな子ども連れのピクニックにもぴったり。

天気がよい日は、木漏れ日の下で自転車を楽しむ人々の姿も(レンタル料１時間3,000～10,000ウォン)。１～３人用があり、緑の匂いがする涼やかな風を感じながら雰囲気に酔いしれるのも良さそうです。

歩きやすく整備された南怡島の森は、いつも人々に安らぎを与えてくれます。最高気温が30度を越える日も多い真夏のソウル、扇風機・エアコン生活を脱出して憩いの森散策に訪れてみてはいかがでしょう。