ソウル一の繁華街、明洞(ミョンドン)に現れた、見慣れない青いユニフォームを着た人々。
街を闊歩する、きりりとした姿が印象的ですが、この人たちの正体は…?
正解は、2013年10月16日からソウル各地の観光名所に出動している観光警察。外国語能力に優れ、観光地での防犯や秩序維持、観光客への不法行為の取り締りなどが任務です。
これまで主要観光スポットでは赤いユニフォームを着た観光案内員が外国人観光客の旅行をサポートしてきましたが、返品拒否やタクシー料金の不当請求などの行為を取り締まることまではできませんでした。
外来観光客1,000万人時代に突入し次の目標を1,600万人(2017年度)に据えた韓国政府。ここ数年、観光中のトラブルが増加するなか、旅行者の満足度をさらに高めるため観光警察制度導入に踏み切りました。
総勢101名の観光警察は、観光客が多く訪れる明洞(ミョンドン)、梨泰院(イテウォン)、東大門(トンデムン)、仁寺洞(インサドン)、弘大入口(ホンデイック)などに配属。より安心・安全な観光体験を提供してくれることでしょう。
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