春を告げるレンギョウの花

朝晩はまだ肌寒いものの、日中の気温は10度を超え徐々に春の陽気を見せつつあるソウル。中央線鷹峰(ウンボン)駅から徒歩10分ほどのところにある鷹峰山(ウンボンサン)では、レンギョウの花が満開を迎えています。

レンギョウは春と希望を象徴する花とされ、韓国では毎年４月になると鮮やかな黄色の花が街のあちこちを彩ります。中でも鷹峰山はソウル随一のお花見スポット。例年より寒さが続いたこともあり、今年は１週間ほど遅い開花です。

散策路には昔のソウルの写真が展示され、観光客が興味深そうにのぞき込みながら頂上に向かって登っています。途中では遠足に来た子どもたちの姿も見られました。

鷹峰山の頂上にある八角亭(パルガッチョン)前では本日限定で開催されるお祭りの準備中。頂上から眺めるレンギョウとソウルの街並みもなかなかステキです。

レンギョウに混ざって咲き始めたばかりの桜も楽しめます。桜の名所として知られる汝矣島(ヨイド)でも恒例のお祭りが始まり、ソウル市内は一気に春モード！春の風を感じに、お花見に出かけてみてはいかがでしょうか。