景福宮併設の国立民俗博物館で行なわれている今年の干支「へび年」記念特別展。へびに関する40ほどの作品が展示されています。
十二支の真ん中である6番目のへびは、不死と再生を象徴する南南東側の守護神の役割を果たしていたと言われています。
中国・唐の時代の占い書にもへびの絵が。へびは6番目の星座である天文星と考えられ、容姿が整い学業・芸能が優秀で文武を兼備するという意味が込められています。
へびを捕まえるときに使う道具もイラスト付きで展示されています。
こちらはパッチルソンというへびの化神。へびを財物の神として考える済州島(チェジュド)では、財物を守り新しい財物が入ってくるようにと家の庭においていたと言われています。
誰でも無料で鑑賞できる「へび年」記念特別展は、2月25日まで開催。財物や知恵など良い意味を持つへびの展示を見て、今年の縁起を担いでみてはいかがですか?
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