明洞(ミョンドン)の隣、忠武路(チュンムロ)。かつて映画会社や撮影所などが集まった場所で、今でも韓国映画のシンボルエリアとして知られます。そんな街の雰囲気を後押しする施設を意外なところでみつけました。
それがあるのは、なんと駅の中。3・4号線忠武路駅構内に位置する「オ!チェミドン」です。ソウル映像委員会が運営する公共メディアセンターで、映像・文化関連の資料が気軽に見られる空間です。
アーカイブ室は2,500点を超える映画DVDをはじめ、映像・アート関連の書籍が充実。書籍は誰でも無料で閲覧ができ、じっくり見たい人のために椅子やテーブルも設けられています。
DVDはホームページでの会員登録を経て、施設内で無料鑑賞が可能。登録は残念ながら韓国内の在住者に限られていますが、留学生なら映画を観ながら語学の勉強というのもアリかも。
ほかにもインディーズ映画の無料上映が行なわれる上映室や、ギャラリーといった施設が揃った「オ!チェミドン」。映画ファンでなくても、移動中に時間が空いたときなど気軽に立ち寄ってみてください。
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