韓国語の基本となる、朝鮮半島固有の文字「ハングル」。表音文字であり、日本語でいえば「ひらがな・カタカナ」にあたります。
ハングルのアクセサリーや下着などにつけられるワッペンなど、ハングルをデザインしたアイテムはお土産としても人気があります。
「偉大なる(=ハン)文字(=グル)」の意味を持つハングルをこの世に誕生させたのは朝鮮王朝第4代王、世宗(セジョン)大王。世宗大王は、一般民衆にも分かりやすい独自の文字を作るため、学者たちを集めハングルを作り上げ、1446年10月9日に公布しました。
10月5日(水)に放送が開始したドラマ「根の深い木(プリ ギプン ナム)」は、世宗大王と学者たちがハングルを制作する過程で起きる謎の連続殺人事件を扱うミステリー時代劇。これまでとは違った新しい世宗大王像が注目を集めています。
10月9日には、ハングルの優秀性と文字の大切さを体験してもらおうと、「第2回揮毫大会」が光化門広場で開催されるなど、ソウル市内のあちこちでハングルの日を記念したイベントが催されます。10月9日のハングルの日を機会に、ハングルについて勉強するのもおもしろいかもしれません。
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