東北地方太平洋沖地震は、韓国でも大きな話題となり、さまざまな公的団体が義援金の募金を開始。その1つが市内中心部にある曹渓寺(チョゲサ)で15日から行われています。
会場には被災地の惨状を伝える写真とともに日本の人々を激励する横断幕を掲示。「がんばれイルボン(日本)!」。世界地図の上に力強いハングルで書かれています。
募金箱は透明の地球のデザイン。封筒入りの現金などを参拝者たちが入れています。曹渓寺の募金は3月末まで行われ、集まったお金は被災地に届けられます。
一方ソウル市西部にあるSBS放送局では16日午後に、韓国で暮らす日本出身者約30人がスタジオに集合。日本の被災地と中継した同夜の特別生放送番組にゲスト出演しました。
ここでは日本と韓国の地図の間に日本語とハングルで「がんばれ!日本」と書かれた横断幕を掲示。その前で出演者たちは母国の被災者の救済を熱く訴えました。
被災地支援を目的にした番組はKBS放送局や MBC放送局も16日までに放送。3局とも電話をかけるだけで募金ができるARSの番号をテレビ画面に表示し、募金を呼びかけています。
関連記事: 韓国内での募金について
|