暑さが半島を襲う…例年より早く各地で３０度超え

例年より早く、蒸し暑い日々が韓半島を襲ってから６日目を迎え、全国で被害が出始めている。

農作業中の高齢者２人が死亡、蒸し暑さで不眠を訴える人も増えている。

９日、大邱（テグ）、慶尚北道（キョンサンブクド）地域の小中高校は、授業時間を短縮、夏休みも前倒しすることを決めた。

政府は高齢者や農業従事者、軍人、建設現場で働く労働者を対象に、気温が最も上昇する時間帯(午後１～３時）に休憩を義務付ける「暑気休憩時間制（Ｈｅａｔ　Ｂｒｅａｋ）」を施行する方針だ。

◇熱波注意報広がる＝熱波注意報は９日、韓半島の西側地域と南海岸の一部の地域にも発令された。今年に入って初めて、熱波注意報が発令された９日、ソウル地域の昼の気温は、３２．９度を記録した。嶺南（ヨンナム、慶尚道）地方の内陸地域も慶尚南道山清（キョンサンナムド・サンチョン）３６．１度をはじめに、３５度を超える厳しい暑さが続いた。