ＬＡタイムズ「ピ、最低２年間米公演難しいだろう」

ピ（Ｒａｉｎ）の米国ロサンゼルスステイプルズセンター公演が当日開始予定の１時間３０分前に突然中止となる事件が起こり、大規模な訴訟が見込まれる中「ピは今後最低２年間、米国でステージに立つことは難しいようだ」という分析が、米有力紙であるＬＡタイムズで報道された。

ＬＡタイムズは４日（日本時間、現地３日火曜日付）「Ｒａｉｎのワールドツアーは混乱し、くもりになった（Ｒａｉｎ‘ｓ　ｗｏｒｌｄ　ｔｏｕｒ　ｃｌｏｕｄｅｄ　ｂｙ　ｓｎａｆｕ）という内容を載せ、現地プローモーターであるＶ２Ｂの技術的な問題が公演中止の理由だと導入部で紹介した。

しかし内容的には前エージェントパク・ジニョン氏と別れ、準備に支障が生じたほか、米国ツアーを担当したプローモーターたちとの意思疎通もうまくいかなかったことが大きな理由だというなど、ほかの分析もあると付け加えた。チケットマスターによれば７７％のチケットが売れたが、実際はそれより売れ行きが悪かったという内容も記事に含まれている。ＬＡタイムズはＶ２Ｂ代表アンディ・キム氏のインタビュー内容も紹介した。

ＬＡタイムズはピの言葉を引用し、来年、ピが米国でアルバムを出す計画だったが、２年後に再推進できるだろうと見通した。米国で再びコンサートを行うこと自体も最低２年の歳月が必要だろうとしている。

一方、ＬＡタイムズはピを代表するスターＭ側は、現地ローカルプローモーターの技術不足と財政的な問題が公演中止の理由だという主張をし、ローカルプローモーターであるＶ２Ｂアンディ・キム氏は「現地費用は現金ですべて支払った」として強く否認したと両者の主張を比べた。

ロサンゼルス＝チャン・ユンホ特派員