＜フィギュア＞金妍兒の回復は順調…世界選手権は出場可能

「金妍兒（キム・ヨナ）選手の回復ペースは非常に速い」。

股関節負傷で４大陸選手権への出場をあきらめた‘フィギュアの女王’金妍兒（キム・ヨナ、１８、軍浦スリ高）だが、３月の世界選手権（３．１７−２３、スウェーデン）には出場できる見通しだ。

１３日午前、ソウル東大門区（トンデムング）にあるハヌルスポーツ医学クリニックで行われたメディアブリーフィングで、金妍兒の治療を担当しているチョ・ソンヨン院長は「金妍兒は基礎体力状態が９０点を超えるほど優秀な選手」とし「したがって回復のペースが非常に速く、このペースなら３月の世界選手権には出場できそうだ」と述べた。

また「安全な注射療法で治療する計画で、検査の結果は２週間後に出る。世界選手権に出場できるかどうかはその時に決まる」と付け加えた。

金妍兒は「世界選手権の前に痛みが激しくなり、気持ちは焦るが、今季だけではないのでストレスを受けないよう気楽に考えることにした」とし「これまでは痛みをこらえながら治療と練習を並行してきたが、今回は治療に専念したい」と語った。

金妍兒は「普段から浅田真央選手を意識していないわけではないが、今回は他の選手のことを考えるよりも、自分の調子を上げることが重要になりそうだ」とし、世界選手権が今季最後の大会になるだけに演技に集中したい、という考えも明らかにした。

中央日報　Joins.com