韓国旅行「コネスト」 春川レジャー大会閉幕、世界的なレジャー都市へ跳躍。韓国のスポーツニュース
KONEST

春川レジャー大会閉幕、世界的なレジャー都市へ跳躍

お気に入りに追加 (登録者 : 0人)  印刷する
【春川5日聯合ニュース】江原道・春川市で先月28日に開幕した「2010春川ワールドレジャー総会・競技大会」が5日午後、閉幕した。

同大会はレジャーをテーマに、ワールド総会、競技大会、展示会の3構成で、松岩スポーツタウンなど複数会場で進められた。参加人数は当初予想の50カ国・1万5000人を上回る、競技大会に67カ国・1万5000人、総会に40カ国・3600人の計76カ国・1万8000人余りに達し、名実共にレジャー分野世界最高のイベントとなった。また、台風7号の上陸など悪天候にもかかわらず、会場を訪れた観覧客は延べ97万人に達し、規模や水準、大会進行、すべてに成功したとの評価を受けている。

世界レジャー機関(WLO)のデレク・ケーシー会長は、春川市がことし第11回となったワールドレジャー総会の開催を機に、世界で初めて競技大会を創設、同時に開催し、大会を成功させたことに驚いたと述べた。春川は今後、世界的なレジャー都市に跳躍するだろうと期待を寄せた。

春川市は、競技大会を2年ごとに開催する方向で検討を進めている。ただ、約120億ウォン(約8億6298万円)が投入された同大会が、今後、地域経済に実質的に貢献する上で必要となる収益モデルの確立が課題として残された。

レジャー観光学術会議の第11回ワールドレジャー総会は、8月29日から9月2日まで、江原大学で開かれた。春川市、韓国余暇文化学会、WLOの共催で、5日間で40カ国・3600人の学者や政策立案者、学生が出席。700本を上回る論文がセクション別に発表された。

特に、一般人の関心を呼びかけようと、ベストセラー「スローライフ」で知られるカール・オノレイ氏、「マクドナルド化する社会」の著者ジョージ・リッツァ氏ら、世界的に著名な人物による講演を多数設け、大会の成功に貢献した。

また、総会閉幕式では、「この総会は平和増進、調和、人類の暮らしの質向上において、触媒に役割を務めた」とする春川宣言が採択された。今後、レジャー都市として進むべき価値と方向を示したと評価された。

このほか、過去にレジャー総会を開催した4都市(春川市、中国・広州、豪州・ブリスベーン、カナダ・ケベック)がレジャーと地域発展の事例を共有する都市フォーラム、春川の文化と自然、レジャーの連携・発展可能性を模索した特別セクションは、協力体設立の契機を築いた。WLO関係者は、規模と質の両面で過去最高の総会だったと賞賛した。

春川市が世界で初めて創設した競技大会には、50カ国・1万5000人が参加した。水上スキー、ウェイクボード、ダンススポーツの「テンダンス」、スポーツクライミングのワールドカップが韓国で初開催されたほか、インラインスケートのマラソンとスラローム、アクションスポーツB3(インラインスケート・BMX・スケートボード)、ビリヤード、パラグライダーなど6つの国際種目と、インラインスケート・トラック、ブレイクダンス、フットバレー、スポーツフィッシング、パラグライダー、模型飛行機の6つの国内大会が行われた。

参加選手や関係者らは、世界初のスラローム専用競技場やB3競技場、国際規格のスポーツクライミング競技場、秀麗な自然環境をたたえる衣岩湖水上競技場など、優れた競技場が春川に集まっていることを絶賛した。

また、水上スキー男子世界ランキング1位のフレディ・クルーガー(米国)ら世界トップレベルの選手が技を披露し、競技場は連日観覧客でにぎわった。

展示会では、国内95機関・企業が約300の広報ブースを設置。初日から連日、1万人の観覧客が足を運ぶ盛況ぶりとなった。単純に見てまわるだけの展示会ではなく、各所にクライミング用の人工壁、ミニアイスリンクなどの体験コーナーや、各種イベント公演の舞台を設置し、観覧客に教育・体験・楽しさを同時に提供した。

WLO広報関係者は、春川のレジャー環境は5年間で大きく変化したと述べ、「最高水準の競技場や大会運営の専門性、よく構成されたプログラムは、世界のどこに出しても遜色(そんしょく)がない」と評価した。

大会を祝う多彩なイベントも人気を集めた。韓国ではまだなじみの薄いB3、インラインスケート・スラロームなどのデモンストレーションをはじめ、米フロリダ水上スキーチームによるショー、パラグライディング、アクロバットショーなどが、観客の目をくぎ付けにした。無料で水上スキーを習える体験教室、大会期間に合わせ開かれたタッカルビ(鶏肉のコチュジャン炒め)・マッククス(そば粉麺料理)祭り、春川国際演劇祭も大会を盛り上げた。

参加選手や関係者らは、今大会の特長に、円滑な事運営を挙げた。今月2日には台風7号が上陸するとの予報を受け、当日の日程をすべて中止にし、施設を撤去するなど迅速に対処した。このため、一部展示場のテントが破れた程度で大きな被害はなく、台風が通過した後、すぐに再開することができた。

さらに、ボランティアや市民の積極的な参加も大会成功につながった。大会組織委員会が当初予想したボランティア規模は約1000人だったが、小学生から80代の高齢者まで参加希望者が殺到し、1800人がボランティアに選ばれ、通訳、行事進行、交通案内ど各分野で尽力した。春川市民が自主的に参加した自由公演チームは、70チーム・830人に達した。楽器演奏「春川(1000人)ミュージックハーモニー」にも1000人が参加。地元の婦人会や民間人による環境監視団は会場の清掃作業を行った。

春川市は大会に備え、昨年9月にプレ大会を開催した。ここで経験を培い、問題点として指摘された宿泊施設の不足、交通不便などを改善した。ただ、一部飲食店の衛生不良、不親切な接客、無許可商売の横行、違法駐車など、国際水準にそぐわない問題点を残した。

また、1000億ウォン以上が投じ建設した松岩スポーツタウンの各競技場を、今後どう活用するかという策も急がれる。

孫殷男(ソン・ウンナム)組織委員長は、7カ所に分散した駐車場など問題はあったとしながらも、予想を上回る観覧客の来場は、献身的なボランティアや、地元各機関と市民が力を合わせた結果だと感謝の言葉を述べた。

李光濬(イ・グァンジュン)春川市長は、大会後に一部競技連盟は世界大会の春川開催を提案するなど、高い関心を示していると紹介した。競技大会の効果や問題点などを綿密に分析し、決定する方針だという。今大会は、各種イベントや文化芸術行事を連携し開催することで、レシャー大会の新たなあり方を提示したほか、春川の美しい自然環境、国際的な競技施設、ダイナミックな都市の姿を知ってもらい、世界的なレジャー都市に跳躍する契機になったと評価した。
 
 
COPYRIGHTⓒ YONHAP NEWS  2010年09月07日 10:27
コネスト予約センターコネスト予約センターコネスト予約センター
・営業時間 9:30~18:00(月~土)
・休業日  日曜日・1月1日
道路名住所」とは?
2014年から施行された新しい韓国の住所表記法です。 → 詳細
ログイン 予約の確認
無料会員登録
コネスト会員になるとより韓国が近くなる!
レート・両替・物価 韓国の天気 カレンダー 翻訳
注目のニュース
バスストライキ終了 全線正常運行へ
聴覚障害者アイドルグループビューへ
自殺未遂救急外来43%が30歳未満
リサ75億ウォンで購入の大邸宅公開
今年夏の国際線コロナ前の98%回復
平和の殿堂 今年初の韓国音楽授賞式
韓国総選挙 公式運動スタート
国会議事堂の移転は「公約」
韓国生まれのパンダ 来月中国へ
NCTドリームがワールドツアー開催
週間アクセスランキング
桜祭り早めたのに…全国非常事態
24.03.22
BLACKPINKに多額の契約金
24.03.22
古宮・景福宮で夜間観覧
24.03.23
偽ブランド品2,400億円相当押収
24.03.24
韓服娘の写真を公開 ドジャース選手
24.03.26
COPYRIGHT ⓒ 2024 韓国旅行情報「コネスト」 All rights reserved.
今日見た記事
注目の記事
[ 閉じる▲ ]
[ 固定解除 ]