Ｒａｉｎ、セイテックと専属契約…６：４の収益配分

コスダック（店頭株市場）上場企業の「セイテック」を買収した歌手Ｒａｉｎが、同社と４年間の専属契約を締結した。

Ｒａｉｎと同社の収益配分は６：４または７：３（映画・ＣＭ・アルバムの収益などケース別に適用）で、会社の収益を十分配慮したとの点から注目される。Ｒａｉｎが収益の７割以上を得ないという内容の契約だ。一般的にトップスターの場合は９：１または８：２で、場合によっては収益全額をスターが独占する１０：０の契約もある。

Ｒａｉｎ側は９日午前に報道資料を出し「セイテックの収益システムを安定させるため、こうした収益配分を決めた」とし「同契約を通じ、歌手・俳優としての活動だけでなく、今後潜在力のある新人も発掘する計画」と発表した。セイテックは今回の契約により、本格的にエンターテイメント事業を進めると同時に、これまでの携帯電話部品事業も持続的に展開していく予定だ。

Ｒａｉｎは今年９月２１日に有償増資を通じ、セイテックの新株８８万１４４６株（１１．５％）を、１株当たり４０５０ウォン（約５４０円）で買収した。７月２７日から取引が停止されたセイテックは今月４日に取引が再開、９日午前現在１万３６５０ウォンで取引されている。

中央エンターテイメント＆スポーツ（ＪＥＳ）