韓日中扇風機「文化の違い」

韓国、中国、日本でよく売れる扇風機の模様が違うことがわかった。扇風機にも文化の違いが現れるわけだ。

新世界イーマートが国内で販売される扇風機の直径を調査した結果、３５センチが最も多かった。１年販売される４０万台の扇風機のうち７０％以上が３５センチだった。これに反して世界扇風機の６０％を生産する中国の代表的扇風機メーカーメディア社とエアメート社の扇風機をよく見たら中国用では韓国より直径が大きい４０センチの扇風機が最も多く生産されている。中国イーマートでも直径４０センチのものが扇風機売上の８０％に達した。

一方、これら中国会社が日本輸出向けとして生産する製品は直径３０センチの扇風機が最も多いことがわかった。日本人が小さな製品を好み、家も小さい方であることから小さな大きさの扇風機を好むという。

３国でよく売れる扇風機の高さもまちまちだ。韓国と日本は１メートル以下の扇風機が最も多く売れる。一方、椅子に座る生活をする中国では韓国より３０～４０センチ高い１メートル２０センチの高さが人気だ。

色も日本では赤、青、桃など原色系列の派手な色相が多く、中国は無彩色が多い。韓国は中国と日本の中間形態だ。

イーマートパク・ジウン扇風機バイヤーは「中国生産会社は大部分直径４０センチの扇風機を作っており、直径３５センチのものを作る別途生産ラインを置くように要請し、ここで１０万台を直輸入した」と言った。