韓国から学び始めたＧＥの役員たち

世界的な企業ゼネラル・エレクトリック（ＧＥ）の役員らが１０日、全国経済人連合会（全経連）を訪問するなど‘韓国ベンチマーキング’を始めた。ＧＥの役員教育プログラムＢＭＣ（Ｂｕｓｉｎｅｓｓ　Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ　Ｃｏｕｒｓｅ）のグローバルリーダー養成課程に所属する約４０人だ。 全経連の関係者は「ＧＥ役員は韓国企業がグローバル金融危機をうまく克服した秘訣を学ぶために来たと聞いている」と述べた。

全経連によると、ＧＥ役員はこの日、韓国大企業集団の競争力について大きな関心を表したという。 全経連の関係者は「ＧＥ側の人たちは韓国大企業集団の特徴と強みが何かついて関心を示した」とし「全経連は、創業者家族のオーナーシップに基づいて危機状況でも迅速に意思決定が行われる点、短期の成果にこだわらない長期投資が可能だという点などを説明した」と話した。

ＧＥの役員は韓国企業との協力が可能な分野についても意見を求め、グリーン産業・ヘルスケア産業などが取り上げられたという。 このほか、韓国企業が未来の成長動力としてどんな事業に目を向けているかについても興味を示した。 全経連の誕生過程と役割、韓国の教育に関する問答もあった。

ＧＥの役員は全経連のほか、三星（サムスン）電子、現代車など国内主要企業の事業場を訪問する。