ＳＢＳ「人気歌謡」の観光商品化、歌謡界が反発

ＳＢＳの歌謡番組「人気歌謡」のリハーサルが、出演者の了解を得ずに観光商品として販売され、歌謡界から反発の声が上がっている。

ＳＢＳなどが８日に明らかにしたところによると、ＳＢＳの系列会社、ＳＢＳコンテンツハブが日本の旅行会社と契約を交わし、「人気歌謡」のリハーサルを韓流観光商品として販売しているが、番組に出演する歌手らにはリハーサルが観光客に公開される事実を知らせていなかった。

これに対し、歌謡界は「外国ではリハーサルを徹底的に非公開で行い、アーティストを保護している。リハーサルを観光商品化するとは話にならない」と批判。ある歌謡界関係者は、ＳＢＳがリハーサルの公開について了解や話し合いを求めたことがないと話している。

一方、ＳＢＳ関係者は「リハーサルが観光客に公開されることを出演歌手に正式に知らせてはいないが、知っている人は知っている」と説明した。