＜フィギュア＞キム・ヨナが出国　「今後の計画は未定…芸能界進出はない」

「バンクーバーオリンピック（五輪）が最後だと考えていたが、もっとやれそうな気もする」。

２０１０世界選手権の後にも五輪金メダリストのキム・ヨナ（２０、高麗大）に氷上で会えるのだろうか。フィギュアファンの焦眉の関心事だ。

キム・ヨナは３日、仁川（インチョン）空港の貴賓室で行われた出国前の記者会見で「かなり以前からバンクーバー五輪が最後だと考えていた。しかし経歴を積みながらもっとやれるという気がした。私もまだ自分がどうするべきか分からない。考える時間が必要」と述べた。

プロ転向および芸能界進出など今後の計画についての考えも打ち明けた。キム・ヨナは「芸能界進出は全く関心がない。どうすればよいのか私自身もまだよく分からない。シーズンを終えてじっくりと考えてみる」と述べた。

２２日からイタリア・トリノで開催される２０１０フィギュアスケート世界選手権大会に出場するキム・ヨナは「結果に対するプレッシャーを感じず気楽に演技したい。そうしてこそ成績もよくなる。五輪の金メダルで自信を得ただけに十分にできると思う」と話した。続いて「今回は見る人にも気楽に競技を楽しんでほしい。その間応援してくれたファンに感謝したい」と述べ、インタビュー場を去った。

キム・ヨナが出場する世界選手権大会女子シングル部門は、２６日にショートプログラム、２７日にフリーを行う。キム・ヨナは大会を終えた後、今月末に帰国し、来月１６日から３日間蚕室（チャムシル）体操競技場で開かれる「２０１０フェスタ・オン・アイス」でファンに会う。