ロッテ・新世界百貨店が「景品戦争」

デパート間の景品戦争に火がついた。ロッテ百貨店が３０周年景品イベントで宇宙旅行と極地探検、ロッテキャッスルマンション、商品券１億ウォン（約８００万円）などを出したのに対し、新世界（シンセゲ）百貨店が商品券１００億ウォン分を準備した。

最大１００万人に新世界商品券１万ウォンを贈呈するイベントは、購買に関係なく新世界ポイントカードの会員なら誰でも応募できる。「新世界ドットコム」または「Ｅマートモール」で２９日−来月２８日に当選結果が確認できる。

新世界百貨店・Ｅマート・新世界モール・Ｅマートモールのうち２カ所で各５万ウォン以上の買い物をした客が応募すれば、全員に謝恩品が贈られる‘１００％当選’イベントも２９日−来月１５日に行われる。１０人に商品券５００万ウォンずつ、２０人に１００万ウォンずつ、１０００人に１万ウォンずつが贈られ、そのほかの人には新世界ポイント１０００点が与えられる。この景品イベントにも２億ウォンの費用がかかる。

ロッテ百貨店は、ロッテキャッスルマンションと商品券１億ウォンの景品イベントに応募した顧客が２００万人を超えた、と明らかにした。応募が多いため数量は数えられず、重さ（１枚１．２グラム）で応募件数を確認している。この景品イベントは来月５日まで続く。宇宙旅行・極地探検旅行を掲げた景品イベントは３０周年イベントの１１月６−２２日が応募期間となる。