「『海雲台』不法動画流出で被害予想額１６０億ウォン」

「いたずらで流通させた不法動画で１６０億ウォン（約１２億円）の損害を被った」−−。

「海雲台」（ヘウンデ）ユン・ジェギュン監督が不法動画流出による怒りをあらわにした。

ユン・ジェギュン監督は２４日午後、世宗（セジョン）文化会館で行われた「著作権クリーンフォーラム」に討論者として出席し「犯人たちがいたずらでインターネットに載せたファイルによる損害額が投資者側推算で１６０億ウォンに達する」と述べた。続いて「捜査当局から聞いたところによると、ヘビーアップローダーがひと月に３千万ウォンから４千万ウォン程度を稼いでいるという。十代の子どもたちまで行っていて根絶されない。不法動画は麻薬のようだ」と深刻性を強調した。

「海雲台」は８月２９日、インターネットＰ２Ｐサイトを中心に不法動画ファイルが急速に流布された。９月１７日、最初の流布者を拘束するなど犯人を逮捕したが、これにより中国及び香港公開日程に致命的な打撃を受けた。