昨年の輸出額、１企業当たり５３２万ドル

【ソウル１５日聯合ニュース】昨年の１企業当たりの輸出額は５３２万ドル（約５億円）、輸入額は３０８万ドルと集計された。
関税庁が１５日に明らかにしたところによると、昨年の輸出企業数は７万９１８８社、輸出額は４２１８億ドルを記録した。１企業当たり５３２万ドルに輸出となる。輸入企業数は１４万９７４社、輸入額は４３５０ドルで、１企業当たり輸入額は３０８万ドルだった。

昨年は貿易収支赤字にもかかわらず、輸出企業数は前年度に比べ５．１％増加し、１企業当たりの輸出額も８．１％増えた。企業の規模別では輸出企業数の１．１％（８４１社）を占める大企業の輸出額が全体の６９．１％に達した。中小企業は全企業数の９８．９％を占めたが、輸出額は全体の３０．９％にとどまった。大企業は１企業当たり３億４０６０万ドル、中小企業は１７０万ドル分を輸出した計算だ。

輸出額ベースで上位１０大企業の輸出額が輸出額全体の３７．６％、５０大企業が５２．３％を占めるなど、上位１０００大企業の輸出額は全体の７２．７％に達した。

韓国の最大輸出先は輸出全体の２１．６％を占めた中国だった。次いで米国、日本、香港、シンガポールと続き、上位１０カ国・地域への輸出は全体の５９．６％に達した。対中輸出企業は２万９３８５社で、企業数でみても中国は最大の輸出先だった。

しかし、昨年の貿易収支黒字の１位は香港（１７５億５０００万ドル）で、２００３年以降同部門で１位をマークしていた中国を抜いた。