学士・修士・博士８年で終える課程新設…梨花女子大

李培鎔（イ・ベヨン）梨花（イファ）女子大総長（写真）は９日「早ければ来年から理工系新入生が大学入学後、８年で博士学位を取ることができる制度を取り入れる方針だ」と明らかにした。李総長はこの日就任１周年を迎えた記者懇談会で「女性学士・修士・博士８年理工系教育モデル」を発表した。

この制度のアイディアは李瑞九（イ・ソグ、生物学）教授が出した。李教授が教育人的資源部の財政支援をもらって「生命工学融合体制構築事業」研究を進行し、学士から博士まで連携する制度の必要性を感じたというものだ。女性理工系研究人材は結婚・出産問題のため中途であきらめる場合が生じるからだ。

李総長は「理工系大学院生たちは実験室で多くの時間を投資しなければならないため、優秀な女性人材でも避けようとするきらいがある」とし「結婚と出産の前に圧縮的に過程を終えることができる学位制度が必要だ」と導入趣旨を説明した。「１９歳で大学に入学した学生が早ければ２８歳で博士学位をとる」とし「学士・修士・博士８年教育モデルは、学部を３年６カ月で早期卒業し、４年６カ月後に大学院過程で修士・博士学位を一緒に受けることができるようにする」というものだ。

梨花女大側は「学生たちが入学する際に博士まで勉強するという条件でこの課程を履修する学生を選抜する」とし「今年のうちにカリキュラムの準備を終え、来年１学期、生命工学分野で新制度を取り入れる予定だ」と伝えた。

イ・チョルジェ記者